メンタルが弱く、ストレスをためやすいと言われている日本人。
時には、モノに当たり散らしたい時もあるのではないでしょうか。
そんなストレスを抱えているあなたに朗報です。
名古屋市に、モノを壊し放題の新スポットが誕生しました。
9月21日放送の『北野誠のズバリ』では、番組工作員こと工作太朗が名古屋市栄にオープンしたストレス解消スポット「Beat it」に潜入資材を行いました。
背徳感を楽しめる
先月、テレビ塔近くの雑居ビルにオープンしたのは、日ごろ溜まったストレスを発散できるスポット。
元々は2000年ごろ生まれた、「お金を払ってモノを壊す」というアメリカのカルチャーです。
日本では、今年のGWにオープンした東京店と、この名古屋店の2店舗のみ。
「モノを大事にするように言われてきた」という北野誠は、「日本に根付くとは思えへん」と半信半疑な様子。
それでも実際に体験してきた工作は、「普段やってはいけないようなことをやれているという背徳感が楽しめた」といいます。
リビングで完全防備
まずは券売機で「10分間3,000円」と「20分間4,000円」のどちらかのコースを選びます。
工作が選択したのは20分間のコース。
お皿やテレビがあるリビングのような部屋と、バンパーなどのが大きいモノがある部屋を選べます。
「やっぱり日常にあるもので普段やれないことをやりたいな」と考えた工作は、リビングをチョイスしました。
飛び散る破片から身を守るため、服装はつなぎにグローブ、そして足元には安全靴。
店員さんの「今からモノを壊していいですよ」の声でいよいよスタートです。
「ギャラが安すぎる!」
部屋には武器として、ゴルフクラブと金属バットが置いてあります。
テレビをバンバン壊そうと張り切った工作でしたが、ゴルフクラブをいくら振りかぶっても、なかなかモニターが壊れません。
「全然割れなくて。僕のイメージではバリーンっていくのかなと」
スクラップ品とはいえ本物のテレビはかなり硬く、工作が何度ゴルフクラブで叩いたもののなかなか砕けませんでした。
「これは気持ちが大事だな」と気付いた工作は、「〇〇の営業、ギャラが低すぎる!」と、普段の鬱憤を込めてとバーンと打ちつけます。
名古屋に根付くかどうかは
この部屋には持ち込みも可能なので、中には元彼との思い出の品を持ち込む人も。
おとなしい女の子が、元カレの悪口を言いながら豹変した後で、「気持ちよかったです(にっこり)」と言って帰るそうです。
こちらでは、プラス500円でウォールペインティング(壁への落書き)もできます。
モノを壊し続けるのもなかなか体力がいるので、工作は最初短いと思った20分でかなりへとへとになりました。
「このカルチャーが名古屋に根付くかどうかは皆さま次第」と工作。
ストレス発散場所に困った方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年09月21日11時09分~抜粋