北野誠のズバリ

どうしたらいい?なんでも時間を区切りたがる夫

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、木曜の人気コーナーが「大人電話相談室」です。

悩みを抱えるリスナーに電話で打ち明けていただき、パーソナリティの北野誠が加藤由香アナウンサーとともに悩みを聞いた上でアドバイスしています。

12月18日の放送では、20年相談に乗ってきた北野ですら「聞いたことがない」と驚いた、珍しいお悩みを紹介します。

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とにかくタイマーで測る夫

今回の相談者は、8月に入籍したばかりの30代女性、Aさん。

同い歳の夫が「タイマー人間」で困っていて、もっと時間をゆっくり過ごしたいのですが、どうしたら良いのかというお悩みです。

Aさんのいう「タイマー人間」とは、さまざまな行動をするのに時間を区切り、タイマーを使って時間が来たらその作業をやめてしまうということ。

また、Aさんの夫は、寝る前に次の日の予定をシミュレーションするそう。
社会人としてキッチリしていますが、私生活では支障があるようです。

寝室はベッドが別々ですが、Aさんが「そっちのベッドに行ってもいい?」と甘えた感じで言っても、「じゃ3分ね」と区切られてしまい、3分経ったら出て行ってしまうとのこと。

これが仕事のある平日の朝だけでなく、休日も同じだそうです。

時間が来たら即終了

他にも掃除の時間を「あらかじめ10分」と決められる上に、掃除が完全に終わってなくてもやめてしまい、続きは翌日になるそうです。

さらにふたりで買い物に出かけても「30分見ようか」と決められてしまい、何を買うか決まらなくても時間が経つと打ち切られ、延長することもないとのこと。

ちなみにAさん夫婦は入籍はしているものの、まだ結婚式を挙げていません。
結婚式の段取りについて話し合いをしようとしても、夫から先に20分と時間が決められ、20分経つと話が終わらなくても続きは明日となってしまいます。

話が終わっていない状態で打ち切られるというのは、キッチリしている人なのかキッチリしていない人なのか、よくわからない感じになっています。

ただ、時間が終わったからといって、夫には常に次の作業が決まっているのかと思えばそうでもなく、打ち切った後は雑談しているとのことで、時間を区切る意味が不明です。

解決のカギは逆提案?

北野「相手をイラつかせるかもしれんけど、向こうが20分って言ってきたら、15分でって短くしたらどうですか?」

逆に予定時間を短くすることで、時間を区切られることのストレスに気づくかもしれません。

北野「向こうがちょっと話足らんなと思ったら、向こうがしゃべってくるわけでしょ?お互いに時間が短くなってきたら、だんだんイラつくと思うんですよ。

向こうからしたら、『俺が20分って言ってんのにお前は何で15分、その根拠は何やねん』『あなたの20分って根拠は何やねん』っていう話でしょ?」

この相談を聞いた北野は「20年近くいろんな人の相談を受けたけど、絶対わからん人やわ」とコメント。

夫は「自分の時間を無駄にしたくない」、「予定通りに事を運びたい」という気持ちが強いのかもしれません。
北野は「勝手に時間を区切るというのはAさんに対して失礼」とも語り、Aさんの方から提示することを勧めました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2025年12月18日14時14分~抜粋

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