9月7日放送の『北野誠のズバリサタデー』では、番組工作員こと工作太朗が愛知県みよし市の"天空の城"に潜入取材を行いました。
みよし市の天空の城とは、三好丘緑地にある展望台「浮雲の桟橋」のこと。
大雨の日の夜、この天空の城を訪れた工作はなんとそこで、ランニングシャツに短いパンツ姿の、煙草を吸う妖精?に遭遇したというのです。
光る蜂の巣?巨大な物体へ潜入
その昔、みよし市に住んでいた工作。
当時、職場の同僚から「みよしの小高い山の上に変なものが見える」と教わっていました。
それは夜になるとぼんやりと光る、蜂の巣のような形のモニュメント。
その正体を地元の人に尋ねても「知らないよ」と言われてしまうほど、不思議な物体です。
大雨の日の夜21時、工作はそのモニュメントへの潜入を決行しました。
県道を車で走ると、突如建物と建物の間の陰から、ぼんやり光る白いものが見えました。
「あっ、あそこだ!」
その光るものに向かって車を走らせた工作は、近くの駐車場に車を止め、真っ暗な山道を階段に沿って歩き始めます。
雨の音だけが響く暗闇を、恐怖に怯えながらも進むと、工作の目になにやら白いものが映りました。
よく見ると、それは「スズメバチに注意!」という手書きの看板。
しかもこの看板、あちこちにたくさん掲げられていました。
「スズメバチ出てきた時にどうやって注意すればいいのかな?怖っ!」と疑問に思いながらも、工作は上を目指します。
ランニングに短パン姿のおじさん
15~20分ほど上った頃、ようやく上の方にぼんやりとした明かりが見えました。
そこにあったのは、工作いわく「ドでかいUFOのような、白い蜂の巣のような」モニュメント。
そして工作はこの展望台の下で、ランニングシャツに短パン姿の、煙草を吸いながら雨宿りをしているおじさんに出会います。
地元の方なのかな?と思い「こんばんはー」と工作が頭を下げると、おじさんも頭をコクリ。
「変な人だな?」と思いつつも、工作はそのままギシギシいう階段をさらに3階分ほど上って、モニュメントの上に到着しました。
ここでようやくこの白く光るモニュメントが、「浮雲の桟橋」という展望台であると判明したのです。
早速Twitterで検索してみると、「デートスポットにいいよ」とのコメントが。
「僕1人で、デートでもないし。大雨で真っ暗で景色も見えない。真っ暗」
晴れた日はみよしを一望できる「天空の城」とのことですが、「この日は全く味わうことはできず」と嘆く工作。
おじさん=幽霊?
工作はなんだかガッカリした気持ちのまま、モニュメントを後にします。
しかし、そこには1分前までいたはずのランニングシャツのおじさんがもういません。
工作はそのままダッシュで1本道を駆け下りましたが、結局二度とそのおじさんに会うことはありませんでした。
「だから僕はみよしの、天空の城の妖精に出会ったのかもしれない。全くそのおじさんの足取りがわからないまま」と、この不思議な体験を振り返る工作。
駐車場には工作の他に車はなく、おじさんは傘もさしてなかったと聞いて、思わず「えー!」と驚きの声を上げる北野誠。
「大雨、駐車場に車を停めてるのは君だけ。1人で上がってきた、そんなところにランニングと短パン。怖いで」
おじさんが幽霊だった可能性を示唆する北野に、おじさんが煙草を手元ギリギリまで吸っていたとして「そんな幽霊います?」と半信半疑の工作。
北野は「おるおるおる、マジマジマジ。ひょっとしたら幽霊に出会ったかもしれんで」と譲りません。
「だってどう考えても。1分ぐらいで下りてきて、ダッシュで下りてんのにそのおじさんに出会わなくて、駐車場に車なかったんやろ?その人どっから上がってきた?大雨の中」
この北野の説得に「…気づかないところで怪奇現象起きてた」と、「おじさん幽霊説」に心が傾いた工作でした。
(minto)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2019年09月07日11時10分~抜粋