北野誠のズバリ

店の受付電話なのに無言で切る?電話が苦手な令和の若者

「今の子たちってLINEでつながっているので、直接しゃべるという行為自体がとてつもなくイヤやねんて。電話をするという行為自体をあまりしないらしい」と話す北野誠。

知り合いの若いアシスタントの女性は電話を取るのがとても苦手だそうです。そこで、6月28日の『北野誠のズバリ』のおたよりテーマは「苦手です」に。

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ジムでの出来事

番組冒頭の北野のトークです。

「今日スポーツジムに行って、プールから出てきて、水着を脱水機にかけた。久しぶりやったから、中に水着を置いたままにしてしまった。
ホテル戻って思い出し、他のお客さんに迷惑かけるからと、まずジムに電話した。

ところが電話しても、出た相手は無言。

『もしもし』と言ったら、プチっと切れた。
もう一回かけて『もしもし』と言ったら『もしもし』。
『何も言わずに切るのはやめて。○○スポーツクラブ?』
『あ、そうです』
『すいませんけど、脱水機の中に水着を忘れたので預かってもらっていいですか?10分後に受け取りにいきますので』

そしてジムの受付行って『先ほど電話した北野ですけど』と言ったら、彼はパソコンをずっと打ちながら『はい』。

『先ほど電話受けたの、キミ?水着を預かっておいてと言ったよね?』
『あ、すいません、忘れてました』」

彼は、悪気はないのかもしれませんが、どこまでも失礼な応対です。
 

THE昭和の嘆き?

北野はボヤキます。

「他の人に迷惑だからとって置いてねと電話したのに、最低や。
電話を受けたら普通『○○スポーツクラブです』と言わない?無言やで、あれはびっくりしたわ」。

そして「これか、電話が苦手って」とリアルに感じたそう。

「今の子は家電(いえでん)のない家が増えているので、電話の受け答えの機会が少ない。でも、会社とか、公の電話はまだ生きてるから、それは受け止めてもらわないと。
お前個人にLINEするわけにいかんのやから」

アシスタントの片山淳子と「こんなこと言ってるのはTHE昭和ですね」と言います。
 

若者でなくても苦手

この話題に反響が寄せられました。

電話が苦手なのは若者だけでもなさそうです。

「私も電話苦手なんです。もうアラフィフのおばさんなんですよ。
旦那さんからの帰るコールや友人との待ち合わせの電話は平気ですが、それ以外は本当にイヤなんです。

先日、大学病院に予約変更のお願いに行きました。事務の方に『わざわざ来ていただかなくてもお電話で承りますよ』と言われました。
『知ってるよ、でも私電話するの苦手なんだよ』と、心の中で返事しました。
何があかんのでしょうかね」(Aさん)

片山は「みなさんいろいろあるんですね」としみじみ。
 

携帯電話が原因?

「私、57歳のおっさんですが、電話苦手です。普通の連絡はLINEかメールでします。電話がかかってくるのは緊急時のみと理解しています。

ただ、必ず電話の人もいます。こちらが忙しい時は非常に困ります。
昔は家電しかなかったのでこういうことなかったですが、携帯電話が普及したからでしょうね」(Bさん)

北野「苦手な方、結構多いですね」
片山「私たちおしゃべりやからなんとも思わんかったね」
 

電話に出んわ

とは言え、お店の電話くらい出て欲しいもの。

「近所のお店で限定商品が欲しかったので、電話であるかどうか確認しようとしたのですが、何回かけても電話に出ない。
限定品で忙しいのかと慌てて行ったら、お客さんは二人。お店も若い女の子二人いました。忙しい様子、全然なかったんですけど、上の人も『電話に出ろ』くらい教育して欲しいです」(Cさん)

北野「LINEとかメールでいけるならいいですけど、電話しか手段ないからね。やっぱり出て欲しいと思いますね」
片山「窓口ですからね」

個人的な心情はわかりますが、不特定多数の顧客対応とは別次元の話。
窓口担当になった方は、詳しい話は他の担当に振るとして、せめて鳴った電話はとっていただきたいものです。
(みず)
北野誠のズバリ
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2019年06月28日13時00分~抜粋

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