北野誠のズバリ

「平服でお越しください」この言葉、信じていいの?

9/21放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「これってアウト?これってセーフ?」。

「友だちの結婚式の招待状に『平服でもよい』と書いてあり、当日は礼服の人がほとんどでしたが、1人だけジーパンとTシャツの人がいました。コレってアウト?セーフ?」。

リスナーAさんから寄せられたこのおたよりを受けて、北野誠、ITジャーナリストの井上トシユキ、金曜アシスタントの片山淳子が「平服」についてのトークを繰り広げました。

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なんのトラップ?

「最近就活でも言われてみんな悩んでますけどね。『平服で来て下さいって言われて、どうなんですかねー』って」と、平服問題は就職活動においても広がっているという井上。

北野「平服で着てくださいっていうのも、書かんでええと思うけどなぁ」
片山「平服の定義って何なんでしょうね、普段着ってこと?いつも自分が着てる普段着のこと?」

解釈が人によって大きく異なる「平服」。
その言葉を信じて普段着で行ったばかりに、恥をかいてしまう危険性が大いにあります。

井上いわく、ポイントは「靴」。
いくら平服といえどもスニーカーはNGで、革製であるべきだとする井上。

北野もジーパンとスニーカーはやめて、せめてジャケットは羽織らなければならないと指摘します。

「JRA(日本中央競馬会の主催レース)でちょっとええ席に行く時の服装と一緒ですね」

井上、なんともVIPな例えを持ち出してきました。

北野「わざわざ平服でお越しくださいって書いといてね、自分だけジーパンとTシャツで浮いた時にすっげぇ嫌やもん」
井上「確かに。なんのトラップ?と思いますよね」

お通夜で俺だけジーパン

ここで北野が、自らの身に起こった似たような体験を思い出します。

仕事柄お通夜に参列することも多いものの、ほとんどが急なことで、お通夜の服装は「なんでもええ」といわれているんだそう。

その時も仕事帰りに急に連絡をもらい、香典を持って慌てて駆けつけたところ、ジーパン姿は北野1人だけだったんだとか。

「俺もロケの帰りやから、もうしゃーないがな!」と嘆きます。

その時はロケ帰りという事情をわかってもらっているため、「急に来てくれはったんですね」と言ってもらえたそうですが、「あれ、やっぱし難しいよね」と北野。

事情があるにせよ、集団の中で浮いてしまうのはやはり避けたいものです。

井上「正確に言うと、本当の平服ってイギリス風にいうと、ダークグレイかダークネイビーなんですよね。クロじゃないんですよ」
北野「あっ、へぇー!」

井上「それが正式なんですよね」
北野「いつの間にか"礼服ジャーナリスト"にもならはった」

「まあ、イギリスの例でいきましゅとね」と、カタコトの日本語で胡散臭い英国紳士を気取る井上に、「誰や、誰やお前!」とツッコむ北野。

新郎新婦スウェットで登場

番組後半、この話題について反響のおたよりが寄せられました。

「私、逆パターンで浮きました。結婚式の2次会で、案内には『気取らない2人なんで、本当に私服で構いません』と書いてあります。

でもさすがに結婚式の2次会でも、私服はジーパンはあかんやろと思って、私はいつものようにスーツを着て行ったんですが、2次会当日出席している男女全員が私服でビックリしました。

2次会が始まりました。
『さっ、新郎新婦の入場です』と言われて結婚式場からオシャレなスーツを来て出てくるのかなと思ったら、最新の少しオシャレなスウェットで現れました。

えっ、スウェット?結婚式の2次会でスウェットなん?
スーツ姿の私は1人だけ、浮きに浮きました。

参加された方から『この方なんでスーツなの?私服でいいって書いてあったやん』と言われ、『俺、普段からスーツやから』言うてたんですけどねぇ。
おまけに、スウェット着た新郎新婦さん2人から『なんでスーツなん?』と聞かれました。
もうええやんけ、スーツでほっといてくれよと思いました」(Bさん)

逆パターンでも浮く

井上「これやっぱり、決めてもらった方がええかもしれませんね」
北野「案内状くれる時に、ドレスコードでスーツかワンピースでって」

井上「例示用としてイラスト描いといてもらうとかね、こんなん」
北野「ネクタイまではいいですよ、とか書いてもらってる方がええね。ホンマに思うわ」

結婚式はスーツ姿で参加するものの、2次会というのが悩むと北野。

井上「そこで微妙な謎かけされてもね」
片山「どれぐらいカジュアルなのかっていうのがね」

北野「『食べログ』などで店の雰囲気調べて、こんな感じかなみたいな感じにしてるけど」
井上「行ったらスウェットで出てくるわけ(笑)ビックリ!」

Bさんのように、逆パターンで浮いてしまうこともあるようです。

どちらにせよ悩ましい、「平服・私服で構いません」の表記。
浮かないためにもは、他の参加者への徹底的なリサーチが必要なのかもしれません。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年09月21日13時57分~抜粋

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