北野誠のズバリ

北野誠が明言「メニューが○○な飲食店は売れる!」

5月8日放送『北野誠のズバリ』では、「最近、全国で立ち食い梅干し屋が大盛況!」という話題について、北野と火曜アシスタント・佐藤実絵子、事故物件住みます芸人・松原タニシがトークを展開しました。

『ダイヤモンド・オンライン』(ダイヤモンド社)の記事によると、期間限定で全国各地に出店する「立ち食い梅干し屋」が大人気で、休日には長蛇の列ができるほどだそうです。

常時15種類の梅干しが用意されており、昨年は東京に出店した際、3週間で5,000人ものお客さんが訪れたのだそう。

さらに、今年の1月には『マツコの知らない世界』(TBS系)でも取り上げられたことで、さらに人気が上がっているようです。

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15種類の梅干しを食べ比べ

梅干しだけで本当に人はやってくるのかと疑ってしまいそうですが、「常時15種類の梅干しを用意」と掲げられると、あらためてその種類の多さに気づかされ、「いろんな梅干しを食べてみたい!」と思う人は多いようです。

梅干しには味わいや風味、塩分などの違いがあり、よくお弁当でご飯の真ん中に乗っている固い物もあれば、果肉たっぷりのはちみつ梅干しなど、実は種類が多いのです。

ただ、家庭でいろんな梅干しがかわるがわる食卓に上ることもないでしょうし、普通の外食でも一食につき出てくる梅干しは一種類でしょうから、他の飲食店にはない独自色を打ち出していると言えそうですね。

うどん県・香川での実体験

この店の成功を受けて北野は、「何かに特化するという商売は、意外と当たります」と明言し、続けて「『なんでもある』は『なんでもない』んですよね」と語りました。

飲食店でありとあらゆるメニューが揃えられているのは、裏を返せば看板メニューがないとも取れます。

以前、北野が心霊番組の『おまえら行くな。』のロケで香川県に行った時、「せっかく、うどん県に来てるんやから、うどん食べようや」と提案。

たまたま畑の真ん中にあるような店を見つけた時、「こういうところがなかなか、うどん県(らしい店構え)やで!」と期待しつつ、店に入って目に飛び込んできた文字が、「焼きそば定食」。

「ひょっとしたらこれは、イマイチなんちゃうかな」と思いながら食べてみると、予想通りだったそうです。

一方、冒頭に紹介したお店は梅干し一本で勝負しており、北野は「それが人をグッと引き付けている」とも語りました。

メニューを増やして失敗?

同記事によると、「やっぱり梅干しにはご飯が合う」ということで、このお店ではご飯をメニューに加えたこともあるそうですが、予想に反してあまり頼む人はいなかったのだとか。

多くの方はさまざまな梅干しを楽しみに来ているのであって、がっつり食事をしに来ているのではないということのようです。

タニシ「あるラーメン屋で『ラーメンを頼んだら、ごはん無料』ってやってたら、ラーメンを食べずにごはんばっかり7杯食べて帰るオッサンとかいますけどね」

北野「それは真に迫ってはるんやろ(笑)。この前ドキュメンタリー番組でやってた。深海のサメは、1回エサを食べたら、1年間それで何も食べない時がある。
オッサンは7杯ご飯食べた後は、3日ほどしばらくは貯えてる。それとは違う」

北野は立ち食い梅干し屋に興味を持ったようで、最後には「今年のCBCラジオ夏まつりで出店したい」と語っていました。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年05月08日13時25分~抜粋

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