北野誠のズバリ

佐藤実絵子の2日前の痴漢被害告白に北野誠が敗北宣言。

4/17放送の『北野誠のズバリ』では、「どこからが痴漢?重要なのは女性側が不快と思うかどうかなのか」というテーマで佐藤実絵子、松原タニシとトークを繰り広げました。

地下鉄の女性専用車両に間違えて乗ってしまい、睨まれた経験があるという北野誠にとっては、男性の味方をしたいテーマではありましたが、佐藤のまさかのカミングアウトによって、すっかり北野が意気消沈してしまう展開となりました。

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痴漢の一部は女性の思い込み?

『NEWSポストセブン』の記事によると、警察庁の発表で迷惑条例違反の痴漢の検挙件数は2006年が4,181件だったのに対し、10年後の2016年には3,217件と実に1,000件近くも減少しました。

これは、取り締まりの強化や女性側の意識の変化で痴漢が減っているのだろうと予測できます。

しかしそんな中、「臭いをかがれた」、あるいは何度も目が合ったことで「いやらしい目で見られた」などの「触らない痴漢」という新たな痴漢の報告も出てきているそうです。

「男側がもう痴漢に間違われるのがすごいイヤで」と北野誠。

「みなさん痴漢に間違われたくないというのがあって、減少している中で。この間もテレビでコレやってましたけど、においを嗅がれたとか、何度も目が合ったとかでやらしい目で見られたとか。もうそういうのってもうやめてくれへんかなと思います。あの狭い車内の中で目が合うのはもう仕方ないですからね」

痴漢と認識されている行動の一部は、単に女性側の自意識過剰ではないかと語ります。

実際の痴漢はもっと多い

これに対し「さっき実絵子さん言ってたんですけど、痴漢って僕らが思っているより、めちゃくちゃ多いらしいですよ」と松原タニシ。

「多分これ、例えば3,217件って言ってるじゃないですか。でも実際の件数は、ゼロ1個多くても私は驚かないです」

佐藤実絵子からなんとも衝撃的な発言が飛び出しました。

「高校の時、2006年の時ぐらいだと思うんですけど。私も含めて周り、痴漢にあったことがない子なんていなかったけど、捕まえた子なんていなかったから!実際はこんな件数ではない!」

確かにその通りかもしれません。
減少しているとはいえ、あくまでも検挙件数。氷山の一角に過ぎないというのです。

「こうやって自分から警察に言う子っていうのは、本当に少数派というか。実際は言えない子が9割!」と声を大にする佐藤。

夫婦で乗車は問題ない?

以前、名鉄東山線の女性専用車両に間違えて乗ってしまい「すげぇ睨まれましたね」と北野。

北野「問題になっているのは、法的根拠があるわけじゃないんですよね。東京は“女性専用車両”ってうたってても、結構な確率で男性乗ってますからねぇ」

佐藤「へぇーーーーーー!!!」

北野「見てたら僕らもあっと思って乗らなかったけど、見てたら25%ぐらい男性混じってました」

佐藤「えぇーーーーーー!!!」

北野「あくまでも任意なんで。法律的に決めてるってわけじゃないんですけど。ただここに乗ってるからというて処罰の対象になるわけではない。間違えて乗ってしまう人もおるわけだから。それをガン見されて『えっ、何やろこれ?』と思って、初めてああ、そうかそうかと」

北野が驚いたのは、女性専用車両に奥さん同伴の男性が乗車した際に、周りから睨まれて降りてしまったというエピソード。

「いやいや、ご夫婦で入ってはったら別にええんちゃうかなと俺は思うねんけど。だって、ご夫婦で入って、痴漢するとかそういう感じじゃないやんか」

佐藤実絵子の衝撃体験

この北野の発言に、佐藤が驚きの体験を交えながら異論を唱えます。

「2日前か3日前なんですけど、デパートにおりました、私が。多分60代くらいの夫婦でいらしゃったんですよ。奥さんが奥にいて、旦那さんが手前でレジをしてたんですね。私はその後ろを通ろうとしたんですよ。そしたら、旦那さんの方と一瞬なんか目が合ったというか『めっちゃこっち見たな』っていうのは感じてたんです。

そしたら、私がすれ違う瞬間に手をバッて出してきて触られたんです…」

なんと佐藤自身、つい数日前に痴漢被害にあっていたというのです。
しかも、奥さんと一緒にいる男性。
夫婦ならいいじゃないか、という北野の力説は全く意味をなさないものになりました。

佐藤「ビックリしすぎて!『きっ…気持ち悪っ!』と思って」
北野「奥さんおんのに!」
松原「おんのに!」
北野「あかん、もうあかんわ」
佐藤「衝撃的!衝撃的!ほんとに」
北野「そんなん出てきたらどうしようもないわ」
佐藤「衝撃的すぎて、一瞬時間止まった!」

佐藤が痴漢について語気を強めて語っていたのには、こういう理由があったよう。

北野、敗北宣言

北野「逆に奥さんおるから安心、やと思ってしまったところの隙を狙ってんのやろな」 
松原「ああ~。そんな作戦ある?」

北野「車両分けよう、それやったら。任意の努力とかじゃなく、分けましょう」
佐藤「分けてほしい!」

北野「僕ももう分けてほしいわ。そうや、俺も睨まれて。あんな睨まれるんやったら分けてほしいわ。夫婦で入っても睨まれて、この話したら大丈夫と思ったら実絵子ちゃんが。そんなおっさん出てきたら」
佐藤「これねぇ、ほんの2日前ぐらいのことですからね、ビックリしすぎて私も」

松原「解決策がないわ」
北野「我々も痴漢冤罪に絡まれたくないからと思ってるところあるから。もうこれ私鉄とかね、いろいろなところも、任意努力とかじゃなく分けましょ」

「はい、私らの負けです。ああ負けました、負けました(涙)」と、力なくつぶやく北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年04月17日13時14分~抜粋

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