北野誠のズバリ

北野誠が頑ななまでに黒真珠奪還にこだわる理由

3/30放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「意外でした」。

その動向に注目が集まっている、とあるリスナーからおたよりが届きました。

「昨日、誠さんオープニングで私の話をしていましたが、私意外でした。マコ酒RUNで酔った勢いで誠さんに話をした黒真珠を買ってあげた彼女の話が、これほどまでにラジオで大ごとになり、“黒真珠の女”というネーミングまでできてしまい、こうやってものすごく問題になってるのが意外でした。今年のマコ酒RUNの流行語大賞にノミネートされるかなと思いますけども」

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黒真珠を返してくれ

そう、あの黒真珠の女(参照:魔性の未亡人「黒真珠の女」とのこれからをどうしよう問題。魔性の未亡人「黒真珠の女」続報!2人の仲に急展開)と、すったもんだがあったAさんです。

この日の前日の冒頭の話題は、個室居酒屋で黒真珠の女性に抱きつこうとしたAさんでしたが、女性から全力で拒否されてしまったという話でした。

「明日は誠さん、意を決して黒真珠の女性に『黒真珠を返してくれ』か、『現金50万円を返してくれ』と請求しに行く予定です」(Aさん)

かねてより黒真珠を返してもらうべきだと強く訴えていた北野誠が、この日のご意見番である角田龍平弁護士に尋ねます。

「50万円の黒真珠あげてしもたんですけど、これ別れるってことになったから返してもらえるんですか?」

しかし角田弁護士は「いや、返してもらえないでしょう。プレゼントであげたもんでしょう」と、あっけらかん。

えっ…弁護士先生にそう言われてしまうと身も蓋もありません。
 

「あるっ!」

「プレゼントいうか、これで一応付き合うという約束の“契り”で渡したものですから。付き合わないことになってしまったんですよ」

黒真珠を買うことによって2人は恋人だよね、付き合うよね、と約束したというAさんの話を角田弁護士に説明する北野。

角田「一旦は付き合ったわけでしょ?」

北野「付き合ってないです」

角田「えっ?えっ?でも」

北野「だから俺は請求できると思うんですけど!」

ところが「それ言い出すと、デートの時のプレゼントとかね、後から別れて。あん時ご飯おごった分お金返せとかっていうのは…」と、正論を言い出す角田弁護士。

「ないよね」と片山淳子も同意します。

これに「あるっ!」と叫ぶ北野。
 

契約不履行?

あきらめられない北野は、再度角田弁護士にAさんと黒真珠の女について丁寧に説明をします。

北野「さっ、これで堪忍袋の緒が切れて、返してもらおうという話になったんですが、返してもらえるんですか?私はこれは契約は不履行ということで」

角田「その黒真珠を買ってあげて付き合いましょうってなった後、またデートしてたわけでしょ。プレゼントしたわけですよね、それはだからもう贈与なわけですよね。その個室居酒屋で抱き着かれたのがイヤやったとかっていうことじゃないんですか?そういうところが」

北野「えっ?汚ねぇ。個室居酒屋で抱き着かれたから別れる原因になりましたって。その前に付き合うっていうたやん!」

角田「いやでも付き合うっていうのが、肉体関係いうわけじゃないわけでしょ。男女関係っていうのは」

北野「ほんならあれか!これから男女関係を結びましょう、っていうてプレゼントするヤツおらんからなぁ。男、不利やでぇ」
 

北野、涙声

「返してもらわれへんの?返してもらわれへんの?」と、どんどん涙声になる北野。

「言うのはいいと思いますよ、『高かったんで返してくれ』って言うのはいいですけど、例えば向こうが『いやや』って言った時に訴訟とか起こしたとしたら、贈与ですから。あげたものを返してくれと言えないので」と、角田弁護士。

北野「うぇぁーん、そんなうぅぅ。迂闊にあげられへんやん、もう迂闊に」

片山「Aさん、明日行く言うてへんかったっけ?」

北野「かわいそうにー。Aさん、返してくれって言うのはええらしいけど、『いやや』って言われたら終わりらしいよ、Aさん。悲劇っちゅうのはこんなもんやなぁ」

角田「難しいと思いますね、法的には」

北野「はい、わかりました。Aさんかわいそうやね、ほんまにねぇ(涙声)。花と散ろう!」
 

奪還にこだわる理由

北野の「黒真珠を返してもらうべき」という頑なな姿勢について、おたよりが寄せられました。

「僕もプレゼントしたものを角田龍平弁護士の言う通り、返してもらうのは無理やと思うんですが、いくら50万円が高いとはいえ、誠さんが『返してもらった方がええよ』と、結構こだわってるのは意外やなと思います。僕のイメージでは誠さんは『すっぱり諦めて次行け!』なんですが、昔なんかあったんですか?」(Bさん)

これに、「いや違うんです」と北野。

「これ正直僕、なんでこんなにこだわって返してもらえって言うかっていうたら、この女、また次のヤツとこれするよ」

これを聞いてうーんと黙り込む角田弁護士と片山。

「僕は、それを止めたいねん!次の犠牲者がまた生まれるで、絶対に。だから、返してもらえなくてもええねん。返してもらおうという行動を男は取る方が、『あっこんなんやったらえらい目にあうかもしれん』と女に思ってもらわないと。この女の人、何人騙す?ひょっとしたら。『きっぱり次行け!』いうて励まして、それはええよ。『高い授業料払た思たらええやん』ってみんな言うよ、俺もそう思うよ。返してもらえると半分思ってない。けど、それやったらこの女、また次付き合った男とこれすんねんで。で、また付き合った男がまたマコ酒RUN来て、『実は僕この間、白真珠の方のネックレスを50万円の渡したんですよ』って」

角田「リスナーそんな人ばっかりなんですか?」

北野「そういう次の犠牲者を、俺は出したくないから言ってんの!」

片山「なるほど」
 

それやる前に相談してくれ!

角田「だから法的に返還請求する根拠はないかもしれないですよ。でも、事実上言って『返してもらえないですか?50万もして高くて、僕も大変な思いして買うたんで、返してほしい』っていうのは自由やし。向こうが任意に返すのも自由なわけですよ。『なんとか返してもらえないですか?』っていうのは自由だと思います」

北野「ただ、それを言っとかないと、それでLINEブロックされて『ハーイバイバーイ』って言うたら。ほうら、何にもせんと、付き合うって約束だけして、50万円の黒真珠買ってもらって『ラッキー♪チョロイやん』」

片山「また、できるかも」

北野「また1年ぐらいたって、誕生日に違う男見つけて。同じことする女やったらどうすんの?その度に、悲しい男の犠牲者が増えていくわけよ。だから僕が怒ってるのは、そういうのを歯止めするために一遍は言うとかないと」

50万円という金額うんぬんではなく、この女性に騙される犠牲者を減らしたいから言っているんだと力説します。

「じゃないとこの女の人、ずっとこれするかもしれんもん。その度に、いっつもうちのマコ酒RUN出てくる男の人、大概なんかやって、えらいことなってから『相談があるんですけど…』。それやる前に俺んとこ相談してくれ!と思いますね」

北野が頑なまでに黒真珠の奪還にこだわったのには、このような理由があったようです。

果たして、これ以上の犠牲者を出したくないという北野の想いは届くのでしょうか。

そして、Aさんは本当に黒真珠を返してもらうことができたのでしょうか。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年03月30日13時58分~抜粋

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