北野誠のズバリ

北野誠が若手芸人・酒井直斗に恋愛アドバイス。しかしその結果は…

メインパーソナリティーの北野誠と、アシスタントの氏田朋子でお送りする『北野誠のズバリ』木曜日。

1/11の放送の、おたよりテーマは「めんどくさい」。
それにちなんで、先日行なわれたという番組出演者&スタッフによる新年会が話題になりました。

みんなでボウリングを楽しんだそうですが、その中で非常にめんどくさい"人物がいたそうです。
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発想が童貞


それは、氏田が終電のため先に帰った後、起こりました。

土曜朝に放送されている『北野誠のズバリサタデー』のレギュラー出演者である、名古屋・大須出身のピン芸人、酒井直斗(24歳)。
彼が北野をチラチラ見て、何か話したそうな顔をしてくるのです。

番組で絡んでいるとは言え、若手芸人がお笑いの大先輩とじっくり話せるチャンスはそうそうないでしょう。
そこで北野が話を聞いてあげることにしたのですが、これが相当の"めんどくささ"だったようで。

北野いわく「アイツは一言で言うと『こじらせ系男子』ですね。発想が全て"童貞"」

発想が童貞?どういうことなんでしょう。

他に女性スタッフ3人とともに、酒井を囲んで話をしていた北野。
その際、こんなアドバイスを酒井に送ったそうです。

「お前もボチボチお笑い芸人として、ちゃんと恋愛した方がええよ。女の子と付き合えばファッションなどにも詳しくなるし、芸人としての幅も広がるしね」

番組ではいつも、ガールズバーやナイトプールなどに行っては女性の扱いに戸惑う様子を、北野にイジられている酒井。
でもそろそろ、それだけでは次のステージに行けないと、心配したのでしょうね。

だけど返ってきた答えは「童貞臭いやっちゃなあ」と思えるものばかり。

それは、こんな感じです。

「自分が知らないことを相手の女の子が知っていると『それは誰に教えてもらったの?』と思ってしまう」

知らないことは恥じゃない


イタリア料理で、オリーブオイルのソースに野菜スティックやパンをつけて食べる「バーニャカウダ」。
スペイン料理で、ガーリックとオリーブオイルで魚介や野菜を煮込んだ「アヒージョ」。

これらを酒井は知らなかったのですが、それで女の子と食事に行く場合、例えば女の子が「アヒージョ食べたい」と言いますよね。

そうしたら「アヒージョって何?」と普通に聞けばいいところを、酒井は「前に付き合ってた男と、アヒージョなるモノを食べてたんだね…」という発想になってしまうんだそう。
前の男の影がチラついて、引いてしまうのです。

それを聞いて氏田も納得の様子。

「私もボウリングで彼と同じチームになったから、いろいろしゃべってましたけど、陽と陰で言えば"陰"ですよね」

ネガティブ思考だということです。
北野は分析します。

「アイツは、あらゆることに対して、付き合う女の子に"バージン"を求めている」

つまり「このアヒージョって、何だろうねー」「ねえ、フォカッチャってなあに?」って聞いてくる女の子がいいと。

北野は断言します。

「まだ24歳なんやから、まだ知らないことの方が圧倒的に多いねんから。でも相手にそれはバレたくない。自分が上に行きたい、亭主関白タイプ」

わからんかお前にはッ!


「実はもっとえげつない話をいっぱいしてんねんけど、そこは放送では言えないので割愛します」

こう前置きして、北野は話を続けます。

「相手の女の子がキスをしてきて、さらに舌を入れてきたら『前の男が望んでしてたことを、この女は俺にもしてきた』と思って、汚らしい存在に見えてしまうんやて」

「うわー、めんどくさーい!」と驚嘆する氏田。
周りにいた女性スタッフ3人も同じリアクションだったようです。

「女の子より物知りでいたい、前の男の痕跡をなくしたい、相手より優位に立ちたい」という酒井のこだわり。
男は自慢話が大好きな生き物なので、ある程度は理解できると話す北野。

しかし「若いし知らないことが多いんだから、知ったことを素直に喜んで『アヒージョって美味しいね』って一緒に会話を楽しむ感じでええやん」と、改めて残念がるのでした。

もう、6歳ぐらいの何も知らない女の子相手に優位に立つか、うんと年上の女性相手に素直に従うか、どちらかの道しか残されてない酒井。
いや、前者はダメですけど。

新年会では北野はもちろん、女性スタッフ3人も酒井に対して「アホちゃうか!」とボロクソに言いまくったとか。

特にある1人には「女だって自分からな、キスしてな、舌を入れたい時があんねん!わからんかお前にはッ!」とまで。

ロックの焼酎片手にドヤされたのでした。
(ボウリング場から酒場に場所を変えていると思われます)

意外とポジティブなところも


これには氏田も手を叩いて大爆笑。
「女性は強い!もっともっと強くなっていくのにねえ…」と、酒井のこれからを心配します。

北野も「高校生の時からお笑い芸人やってたら、普通は突き抜ける感があるハズやのに、何でネガティブなんやろね」と首をかしげます。

そんな心配をよそに、新年会の帰りに当の本人は「こんな楽しいボウリング会は初めてでした。また呼んでください」と言い放つタフさ。

「楽しんでたんかいっ!」とツッコむ氏田。

「友だちとボウリングに行ったことないからやて。『俺ら友だちちゃうぞ!仕事仲間やからな』と念を押しておきました」と、酒井のメンタルの強さに北野はあきれるのでした。
ベテランをつかまえて友だち扱いするとは。ネガティブだと思ったら、意外とポジティブな面もあるみたいです。

ちなみに、ナインティナインの岡村隆史さんはかつて自らのラジオ番組で、「女性の過去の男性遍歴を気にしすぎて、交際ができない」と語っています。何となく似ていますね。
もしかしたら、酒井も岡村さんのように売れっ子になるかも…?
(岡戸孝宏)
北野誠のズバリ
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2018年01月11日13時00分~抜粋

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