『北野誠のズバリ』、水曜日の恒例コーナーは「ドクター石蔵の中高年よろず相談室」。
健康の悩みや夫婦の悩みなどを、循環器・心療内科・更年期が専門の医師で、中高年 アドバイザーの石蔵文信先生に伺います。
12/6の放送で取り上げたのは、45歳女性からのこんなお悩み。
「最近、乾燥肌のせいか、スマホの操作が不安定でイライラします。周りには『年齢でうるおい"がなくなってきたからじゃない?』と言われ、ドキっとしています。年齢でこんなことが不自由になることあるんでしょうか」
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スマホがサクサク動かないのは、〇〇不足が原因だった!
孫はサクサク
「スーパーの袋がなかなか開かない」と、自らも思い当たる節がある北野誠。
石蔵先生によると「残念ながら肌の保湿効果は年齢と共に落ちてきますし。特に女性は45歳くらいになると更年期に入り、ホルモンがぐんと下がるので、特にひどくなる可能性がありますね」とのこと。
加齢で皮膚にうるおいがなくなるのは、仕方のないことであるよう。
スマホのタッチパネルは静電気で動いており、うるおいがないと反応しないため「ちょっと濡れた感じでないと動かないです、スマホは」と石蔵先生。
やはり最近、スマホのタッチが悪いと感じていた北野。
タッチペンを購入したものの、いちいち面倒に感じているといいます。
石蔵先生も「僕もあんま(スマホが)動かないから壊れてるのかな?と思ったら、孫が触ったらサクサク動くから恥ずかしくてですね」と笑います。
北野「孫なんかみずみずしいですからね」
石蔵「うるおいだらけですからね」
男も女もとにかくクリーム
うるおいを保つのに必要なこととして、石蔵先生が挙げたのは保湿クリーム。
特に冬場は必要だといいます。
石蔵「保湿クリーム、宣伝たくさんやってますよね。そういうのを選んで塗っていただくのが一番ですね」
北野「年齢と共に肌の保湿力が落ちてるんですか?」
石蔵「角質から、肌の奥の方からがずっと弱ってますから、水を保つ効果が減ってるんですよ」
北野「いわゆる保湿能力といわれるやつですね」
乾燥しやすい季節は、女性に限らず男性もお肌のケアとして、普通のクリームでよいので寝る前に塗っておくべきということです。
人間も馬も肌ツヤでわかる
さらに、ストレスや緊張によって自律神経が乱れた場合も、肌の血流が悪くなるんだそう。
「女性はうつ病になると化粧が乗らなくなるんで。外出が億劫になって化粧をしないから悪循環になるんですね。うつ病が良くなると外出するし化粧もノリがいいので、女性のうつ病は肌を見たらすぐわかりますね」と石蔵先生。
わかりやすい例えとして、動物の話を始めます。
「競馬でもパドックで馬の肌見ろって言いますよね。犬も鼻先を見ろとかね」
北野「人間はやっぱり肌ツヤ!」
石蔵「ストレスが多くなれば肌ツヤが悪くなります」
「必ず口の周りにできものが出来れば胃腸が悪いわけでもなくて、ストレスの関係とか。単に寝る前にお風呂入るの嫌で億劫やったからとか。そんなんもあったりしますもんね」と北野。
「保湿クリームと、おいしいものを食べてカラオケなどでワーっと発散するのが一番いいでしょうね」と石蔵先生がまとめたように、肌のうるおいを保つためにはまず保湿。
そして、ストレスをためないように上手に発散することが大切であるというお話でした。
(minto)
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