北野誠のズバリ

コンサートで観客が歌うのはアリかナシか問題

11月28日放送『北野誠のズバリ』では、「ライブや音楽フェスで熱唱する観客、これって迷惑?」という話題を取り上げました。

ファンだけに歌いたくなる気持ちもわかりますが、隣で歌われてお目当ての歌手の声が聴き取りにくくなってしまえば、迷惑と思われるかもしれません。

以前、山下達郎さんが自身のラジオ番組で、観客が歌うのは横の人に迷惑かどうかという質問に対し、「あなたの歌を聴きに来ているのではない」と諭したことが話題になりましたが、やはり歌わないのがマナーなのでしょうか。

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ファンの熱い想いからつい熱唱に


"事故物件住みます芸人"の松原タニシはこれを聞いて、「そうなんや。歌うのはアカンのか……」と漏らしました。

北野は「みんなで歌ってねという時やったらええし、スローなバラードの時にペンライトが横に揺れるのはキレイでええねんけど」と言い、通常はあまり歌わない方が良いという意見です。

タニシは「大阪ドームで長渕剛さんのコンサートに行ったけど、『乾杯』の時に「行くぞー!」と言って観客側にマイクを向けて、観客がほとんど歌って、長渕さんは歌ってなかった」と、かつての経験を語りました。

この『乾杯』に関しては、ほとんど観客が歌った曲が収録されているライブ盤CDもあるほどです。

コンサートの前後でも会場の周りで歌を歌う人が多く、ギターの持ち込み禁止でも知られる長渕さんのコンサートだけに、観客が歌うことが前提になっているようです。

横で歌い、さらに○○で激怒!


一方、火曜アシスタントの佐藤実絵子は、かつて浜崎あゆみさんのライブに行った時のことを思い出しました。

その時はかなり良い席が取れたのですが、横にいた若い女の子2人は会話の内容からにわかファンっぽい感じで、関係者からチケットをもらったから来たぐらいの熱量だったそう。

浜崎さんはライブの中盤、ファンが喜ぶような昔のバラードを歌い、佐藤は感激していたのですが、そこで女の子が感情を込めて歌い出したために、周りはイラっとした空気になってしまいました。

そんな雰囲気が悪い空気の中、後から遅れて来た別の観客がその女性に「そこ、私の席なんですけど」と指摘。その2人は何にも言わずに去って行き、周りの観客は余計怒ってしまいました。

通常は歌わない方が良いかも


北野はさらに、「サザン(オールスターズ)もついみんな歌ってしまう。『茅ヶ崎……』とか小声で歌うようにするなら。大声を張り上げなければまだ良いけど」と主張。

佐藤も「逆にアーティスト側から『歌って』となった時には、むしろ歌ってほしい」との意見です。

ただ単に聴きに来ただけだとCDと同じ、気持ちが盛り上がった状態で歌手と一緒にいる空間で歌いたいというのも理解できるのですが、やはりすべての人は歌手の歌声を聴くために足を運んでいますので、遠慮した方が良さそうですね。

番組としては、「歌手が促す場合のみ、観客は大声で歌って良い」という結論に至りました。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2017年11月28日13時25分~抜粋

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