名古屋名物には、きしめん、味噌煮込みうどん、あんかけスパゲティと麺類の種類が多彩です。
北野誠も名古屋の街中でうどん屋をよく目にするそうで、名古屋市出身の火曜アシスタントの佐藤実絵子も「そばかうどんかと言われたら、圧倒的にうどん」と答えるほどです。
10月17日放送の『北野誠のズバリ』では、北野&佐藤と、事故物件住みます芸人"の松原タニシとともに「名古屋人は意外とうどん好き」という話題を取り上げました。
さらにそこから「なぜ熱い食べ物が好きなのか?」という話に展開していきます。
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名古屋人はめん類&熱い食べものがお好き?
名古屋のカレーうどんは独特
本番前に北野から「名古屋のカレーうどんが、東京や大阪と比べて何か特徴があるか?」と聞かれても、佐藤は「名古屋のカレーうどんしか食べたことがないので、違いがわからない」のだそうです。
特に名物でもないのに、東京や大阪に来てまで普通にカレーうどんを食べるということはないかもしれませんね。
大阪と名古屋の両方を食べたことがある北野は「名古屋の方がスパイシーで麺が太い」と答えました。
北野と同じ関西出身のタニシは「カレーうどんにはスパイシーなイメージはなく、『だし』が効いていて細麺」というイメージを持っています。
関西ではカレーうどんのカレールーと、カレーライスのカレールーは違う、とよく言われる所以です。
熱々の状態を名古屋では何と言う?
さらに北野が「名古屋人は熱々の食べ物が好き」という話題を紹介したところで、佐藤が「名古屋では『熱々』とはあんまり言わないですね。『ちんちん』『ちんちこちん』とか」
他の地方では逆に「ちんちんに冷えた」と真逆の使い方をするのが、言葉の面白いところですね。
案の定タニシから「下ネタですか?」と言われてしまうほど、女性に抵抗がありそうな言い回しですが、愛知県民からすれば抵抗はないようで、北野も「この前もテレビで愛知の女の子が『鉄板はちんちこちんじゃないと!』って言うてた」と証言します。
名古屋めしの鉄板イタリアンは熱いし、味噌煮込みうどんに至っては、土鍋でぐらぐら煮えたままの状態でやってきます。
「ぐらぐらしてないと、卵が固まらないし。赤味噌は煮込むための味噌なんですよ。他の味噌と違って風味が飛ばずに、煮込むとおいしくなるんです!」
佐藤は、まさに"熱く"語りました。
一家に人数分揃っている意外な物
佐藤はさらに「熱いまま食べ物を提供することが大事で、家にも(鉄板イタリアン用に)1人用の鉄板が人数分あるし、(味噌煮込みうどん用の)ちっちゃい土鍋もありますよ」と発言。
関西の「たこ焼き器、1家に1台所有説」に似ていますね。
さらに「今はIH(の調理器具)に替えたので鉄板はやらないですけど、前はガスコンロを出してきて作ってました。土鍋は今も使ってます」と語りました。
北野もタニシも熱々の食べ物にこだわる様子に驚いていましたが、佐藤はこれらのことが普通過ぎて、名古屋独特の文化だとは気づかなかったようです。
(岡本)
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