北野誠のズバリ

松原タニシ出演のせいで本気で怖い「真夏の怪談特集」

8/15のお盆。『北野誠のズバリ』には北野誠と、アシスタントの松岡亜矢子が登場。
そして、いわくつきの部屋に住む“事故物件芸人”の肩書きを持つ松原タニシの3人でお送りします。

松原タニシは、なぜか全国怪談ツアーをスタートすることになったそう。
それを記念してか、お盆だからか、特別企画『真夏の怪談特集』をお送りしました。

ほぼ全編、タニシの怪談とみなさんの「不思議体験」のメールです。「不思議」を通り越して、正直怖いです。

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「長いマフラーの女」byタニシ


それでは数ある怪談の中から「長いマフラーの女」を松原タニシがお送りします。

知り合いのご夫婦の奥さんが、いつも行っている着付けの先生から聞いた話です。
東大阪に中華料理屋さんがあって、12時で閉まります。後片付けをしているときに、真夏なのに長いマフラーを首に巻いた女の人が、お持ち帰り用の小窓をトントンと叩く。

大将が開けると「すいません、たばこ吸いたいんですが、ライターを貸してくれませんか」。「中に入りなさい」と大将。若くて女子大生くらいです。
長いマフラーが気になるので「それ、取りなよ」というと、「実は、この間事故を起こして首にあざがあって取れないんです」と。マフラーはすごく長く、足元まであります。

店で働いている息子さんが「その事故、聞いたことある。去年の冬、長いマフラーがバイクの車輪にからまってそのまま転倒して事故に。この辺であったよね」と。

その女性が「それ、私です」

「そのニュースでは亡くなったと聞いたけど」
「私、こうしてここにいますから」
「ならよかった」
「近所だからまた来ます」

そう言って、女性は帰っていきました。

後日、息子さんが配達をしているときに道端に花束を見つけました。
目撃証言を探す看板があって、「やっぱり死んでる…」という話です。

ツイキャスは見ていた!


後日、タニシがツイキャスをしに、そこに行くと店が潰れていました。
現場が見つからないから、配信したまま、確認のためマップを見ていると、ツイキャスのコメントをする人が「やばいです、タニシさん、気づいてください。タニシさんの後ろに長いマフラーをつけた女の人の顔が映っています!」

このときの画像が残っていて、その画像を見る3人。松岡は「あ~、いるいる」と、恐怖の声。

北野「これはきれいに映ってる、長いマフラーと黒い髪の毛と、服が。なかなかいい写真ですね。いい仕事しましたね」
タニシ「ありがとうございます」

ちょっと会話の次元が違う2人です。

車の上にしがみつく女


あまりにタニシの怪談がヘビーなので、リスナーのAさんから寄せられた、ちょっとポピュラーな不思議話を。

車で国道を走っている時に遭遇した出来事です。私の前を走っている車を見ると、車の屋根に何か乗っかってる。その車に近づいて、屋根を見てみると、女性がボンっとしがみついていました。ちなみにその時の速度は約60km前後。

これふざけてんのかな、めちゃ危ないやんと思って、運転席を見ると、50代くらいの営業マン風の男性がごく普通にけだるそうに運転している。ふざけて乗せているようには感じられません。でも、車の上には間違いなく女性がしがみついています。

私はわけがわからなくて、どうしよう、教えた方がいいかと考えていたら、その車は加速して見えなくなりました。

その時の話を友達にしたら「それはAちゃんにだけ見えたんじゃない?」と言われ、私は見てはいけないものを見てしまったことに初めて気づきました。でも、あんなにくっきりはっきり見えたのに。あの女性はいったい何だったのでしょう(Aさん)

全国的に活躍中?


北野の「これは全国で聞きますね」に、松岡も同意。
タニシはもっとすごい話を披露します。

長崎の某トンネルではよく警察に通報が入るそう。
若者がふざけて車の上に乗って遊んでいるとか。警察が若者に聞きに行き、「僕ら何もしてない」と言うと、「そうか、OK」と帰っていく。
そこは女性やら何かやらが車にしがみつくとのこと。
そんなことが何度もあるから、警察も「また幽霊か」とさほど動じない。
一応確認には行くけど、若者が車体に乗り出していたわけでないとわかればそれでOK。

この話を聞いていた北野、考察を始めます。

「俺がわからんのは、見えてる方が不幸なのか、乗せてるドライバーが不幸なんか」

松岡「ドライバーさんは何が起っているか、わかってないですよね」
北野「心霊スポットに行ってついてきたのはまだ分かるけど、車が事故車か何かでついてしまったのか、その人についているのか、それとも見えている人についているのか。車の上の幽霊は、ものすごく考えさせられる話ですね」

ただ怖い~、だけでなく、その先を考えないといけないのですね。でも、怖い。

3人以外に誰かいた?


「会社に戻る途中、長いマフラーを巻いた女性の時の話ですが、皆さんラジオを聴いていて、何か聞こえませんでしたか?今日の3人さん以外の声が。私だけでしょうか」(Bさん)

「えー、ちょっとやめて!ここにおるの」とタニシと松岡はざわざわ。
「例の写真送ってもらって喜んでいる場合やなかった」と、北野もちょっとした異変を感じてる?
気になる方はradikoタイムフリーで確認してみましょう。

ドストライク!


この日は他にも怖い話がいくつも紹介されたんですが、本気で怖いので、最後にリスナーCさんからちょっとほっこりする話を…

大学生の頃、ひとり暮らしでした。その日友人が泊まりに来て、遅くまで2人でゲーム。すると突然、玄関が開く音がして、見ると、髪の長い白のワンピースを着たきれいな女性が立っていました。

私は友人が彼女でも連れてきたと思ってゲームを続けていたら、その女性が突然消えました。
一緒にいた友人も誰も来てないぞ、とのこと。

その時、突然電気が消えたので、私たちはめちゃくちゃ怖くなり、すぐ寝ました。

大変なのはこれからです。
幽霊が大変な美人だったことと、友人がドストライクだったらしく、しばらく友人が一週間ほど泊まり込みにきていました(Cさん)

「ま、一期一会ということやね」と北野。

いろいろありましたが、この番組、笑って終えられてよかったです。
相手が何であれ、素敵な一期一会を。
(みず)
北野誠のズバリ
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2017年08月15日13時34分~抜粋

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