北野誠のズバリ

昭和に戻ろう。黒電話に戻ろう。

あるブログに投稿された、電話をめぐる批判が話題です。
不在着信だけを残す人、いきなり電話してくる人を「電話野郎」と罵るブログ投稿者。
電話は必ず相手の手を止めてしまい相手の時間を奪う行為で、用があるならまずはメールかLINE・チャットで用件を言ってほしいという要望です。

評論家の佐々木俊尚さんも自身のツイッターで「かなり言葉の悪い記事だけど、内容は全面同意」と表明。
電話に対する批判が広がりを見せているといいます。

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電話は相手の時間を奪う行為


「携帯電話と言いながら電話は関係ないんや、もう」と始める北野誠に、佐藤実絵子も「確かに、携帯電話を電話として使う時間って少ないですよね」と同調します。

同じく、相手の都合を考えない電話攻撃に迷惑しているリスナーさんからこんなおたよりです。

「後輩のK君。いつも自分が仕込みで忙しい時間帯に電話をかけてきます。最初はスマホに。出ないでいると店の電話に。
予約の電話かと思って出るとK君。いま話さなくてもいいような話題ばかり。切りたそうな雰囲気を出しても気づかず、しばらくしてようやく本題に入る始末。君は休日で暇かもしれないが、俺は土日の朝は猫の手も借りたいくらい仕込みで忙しい。気づいてください」(Aさん)

これは常識ないですよね、と賛同するほかない一堂です。

電話は「ゲス」のアイテム?


「でもね、LINEとかメールは証拠流出するよ。残るよ。悪いことをしてる人は、電話に限る!」と北野が断言します。
「確かに新しい考え」と松原タニシは感心した様子。

仕事はメールやLINEでやればいい。怪しいことをするには電話に限る、と北野が続けます。
「センテンススプリングですね。ゲスなことしている方は電話で!」とLINEの流出の話題から、昨年の流行語トップ10にも入った「ゲス不倫」を連想し、畳みかける佐藤。

北野は「電話っていうのはゲスのアイテムや。着信履歴さえ消してしまえばね。だって今はほとんどLINEで流出してんのやろ?」と、不倫には電話を使うべきと声高に語ります。

「LINEでちょっとエッチなことを東京03のやつみたいに」と、婚約者がいるにもかかわらず、別の女優との関係がLINEの流出により明らかになってしまったお笑い芸人の話題にも触れると「あれはすごかった!」と佐藤も興奮した様子。

下ネタをLINEで入れてはいけない。たった数件のいやらしいLINEでレッテルを貼られてしまう、と同情する北野に、
「女子はLINEの画面、結構スクリーンショットで撮りますよ」と佐藤が女子の習性を語りだします。

「いやなやつらやー。これからの時代は電話を推奨!やらしいことを言うのも電話で言うたらええねん。LINEに用件以外は書いたらあかん!」と語気を強める北野。

証拠隠滅のススメ


LINEトークのスクショをTwitterにあげて自慢する高校生カップルのイチャイチャの会話がイタい、と松原。

最初は自分の中で振り返ってニヤニヤするためにスクショするんだけど、何かトラブルがあるとそれがネタになる、証拠になる、と女性目線で恐ろしい話をしだす佐藤。
もう印籠やんか、これが目に入らぬかー、怖いなーと盛り上がる三人。

「みんな、昭和に戻ろう!できることなら黒電話に戻ってほしいくらいや!」と、なぜか終始おびえた様子の北野が印象的です。

「ややこしいことをしている人は電話にしましょう。記録に残るものを持って帰ってはいけません。風俗の割引ポイントカード、持って帰ったらいけませんよ。気持ちはわかりますが、動かぬ証拠っちゅうやつですから!証拠は残しちゃいけません!」

と、最初の「電話野郎」の記事の話はどこへやら、妙な着地点に到達したのでした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2017年04月11日13時24分~抜粋

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