神谷明・日髙のり子 TALK!×3

上川隆也が告白した、冴羽遼を演じる苦労

俳優の上川隆也さんが、12月18日放送のCBCラジオ『神谷明・日髙のり子のTALK×3』に出演しました。

前回に引き続き、実写版『エンゼルハート』(2015年放送)で冴羽遼を演じた上川さんが、撮影時のプレッシャーを神谷明、日髙のり子に語ります。

冴羽遼を声優として演じた神谷明は上川さんをどう評価していたのでしょうか?

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三枚目を演じるのは珍しい?

『エンゼルハート』は原作の『シティーハンター』から年月が進み、ヒロイン槇村香が死亡する衝撃の展開から始まります。

神谷「上川さんが思っていたシティーハンターの遼ちゃんとは、全然違うところからやんなきゃいけなかったわけでしょ?」
上川「ですが、出発点というか、その源流は同じだと思うんですよね」

だからそのエッセンスは絶対にとりこぼしたくなかったと、ファンとしてのこだわりをみせた上川さん。

上川「その時の遼がどう考えていたのかを、原作からやはり紐解いていくというか拾い上げていくという作業でした」

上川さんにシリアスな役が多いイメージを持っている日髙は、冴羽遼のような役が珍しいようでこんな質問をします。

日髙「おバカな部分をテレビドラマの中で上川さんが演じるというのが、初めてだったんじゃないかと思ってるんですけど、そんなことないんですか?」
上川「ゼロではなかったと思いますけど、でもああいうキャラクターとして表出させるのは珍しいパターンではありました」

上川さん自身は劇団で三枚目も多く演じており、人に笑ってもらうことも好きだとか。

上川さん「ですが、冴羽遼としてやるというのは、やはりハードルが高かったです」

 

冴羽遼を演じて報われた瞬間

宝塚版『CITY HUNTER』の話で盛り上がった後に神谷がポロリ。

神谷「遼ちゃんをやっていただけるって聞いた時に、僕は納得しましたよ」

遼が上川さんで良かったと神谷は満足げに語ります。

「やっぱり(神谷さんが)気になりますか?」という日髙の質問に対し、「もちろん感じながら演じていた」と緊張しながら答える上川さん。

神谷「それは嬉しいな」
上川「神谷さんが体験してご覧になった時に、ちゃんと受け止めていただけるものにしたいと」

神谷に対して失礼にならないよう、気を配っていたそうです。

神谷「生身の身体を使って、非常に破天荒だった部分も含んだ遼ちゃんをやるって言うのは大変だったと思うんですけれども、そういう意味では納得ですよね」
上川「いま本当に報われてます」

ドラマ放映からずいぶん時間が経ちましたが、神谷に認められ、感無量になった上川さん。

 

アフレコ現場の謎の動き

声優の仕事も精力的にこなしている上川さん。
舞台との違いに今も戸惑うそうですが、特に最初の収録でアフレコ中に移動する声優たちに驚いたそうです。

上川さん「皆さんが入れ代わり立ち替わり何本マイクを、なんて言うんでしょう…日体大の方(チアリーディング部が有名)がやっているあの感じなんですよ」

上川さんの指摘に二人とも「ああ!」と思わず納得。

上川「なんて統制のとれた動きを、しかも打ち合わせなしでなさってると思って見とれました」

神谷も「最初なんじゃこりゃと思った」とカミングアウト。
ちなみに神谷曰く、その動きは座ってる位置と自分と絡む人の台詞等を見て、使うマイク決めるんだそう。
それでも時には忘れたりする人がいるそうで…

神谷「そうするとみんなが変わってくるわけ。でもミキサーさん全部に対応してんだよね」
日髙「ときどきぶつかったりすることありますよね(笑)」
神谷「ありますあります」

やはりベテランでもミスはあるようです。
(さんぽ ヤサカ)

セットリスト
M1 西内まりや「Save me」
 
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2021年12月18日23時04分~抜粋

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