神谷明・日髙のり子 TALK!×3

神谷明が共感!上川隆也、実家から劇団通いの下積み時代

『シティハンター』のパラレルワールド版とも言える『エンジェルハート』のドラマ版(2015年放送)で冴羽遼役を演じた俳優・上川隆也さん。

12月11日放送の『神谷明・日髙のり子のTALK×3』では、声優・神谷明と日髙のり子が上川さんに、若き日から冴羽遼を演じたエピソードまで尋ねました。

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アニメ好きの少年が俳優になるまで

最近はアニメ好きとして、アニメ関係の特番に出演される事が多い上川隆也さん。
実は高校生の頃はアニメーター志望で、アニメ研究会で実際にアニメ制作に携わったことも。

上川「現実は厳しくてですね。その同好の士の中にとんでもなく上手い奴らがやっぱりいるわけですよ」

メンバーの画力を見て、実力の差を感じた上川さんはアニメーターの道を諦めたそうです。
当時のメンバーの中には今も作画監督として活躍している人もいるとか。

神谷「アニメ研究会からプロへ。すごいなぁ」

そんな上川さんが俳優を目指すようになったのは、たまたま「演劇集団キャラメルボックス」見たのがきっかけです。

上川「拝見したその作品がとても漫画的と言ったら失礼になるかもしれませんけど、物語が僕の中にスッと入っていったんですよね」

その経験が心地良くて、次の作品を見に行ったら劇団員の募集も行っていたそうです。

上川「もしかしたら入れていただけるんじゃないかと、淡い希望を胸に応募したら合格をするということに」
神谷「ご縁ですね」
上川「そうですね。いいタイミングで出会えたなと未だに思っております」
 

神谷明、下積み時代を語る

上川さんが劇団に入った話から、神谷は自分が劇団に入った頃を思い出します。

神谷「僕は自分の経済的な問題とかいろいろ考えて、ここ(テアトル・エコー)に入ったんですけど」

自分が好きな喜劇をやっていて、同時に声優の仕事も多く、素晴らしい劇団だったと語ります。

神谷「人生ってわからないな、と思うんですよね」
日髙「確かに入った劇団がテアトル・エコーじゃなかったら、神谷さんの声優への道のりは遠かった可能性ありますよね」
神谷「30くらいで演劇への道が潰れていたんじゃないかなって自分では思うんですよ。大変だもん。食えなかったし」

この発言に上川さんは驚きつつも、俳優として大きく共感します。

ところで、劇団に入ってすぐに生活できるようになったのでしょうか。

上川「いろいろと苦労をなさってる方に申し訳ないんですけど、僕は実家から劇団に通ってたんですね」

神谷は「同じ同じ!」と上川さんをフォロー。

神谷は劇団に入る前にアルバイトをやっていたので、バイト代を切り崩しながら生活していたそうです。

神谷「でも最後には月謝がなくなって、弟に借りたりしました(笑)」
 

プレッシャーの中から演じ切った冴羽遼

実写版『エンジェルハート』で冴羽遼役に決まった時は「尋常でないプレッシャー」を感じたという上川さん。

「冴羽遼を本当にやっていいのか」と最後の最後まで思っていたと、当時の心情を告白。

上川さん「とはいえ、ファンの皆様に楽しんでいただけるものに1ミリでもにじり寄れたら、と思って勤めておりました」
日髙「絶対に作品を汚すようなことはしてはいけないという、とてつもない責任感でトライしているんだろうな、と私は思って」

日髙も役者として上川さんの責任感を感じ取ったようです。

日髙「遼ちゃんの後ろ姿を見ただけでOK!と思いました」

神谷も上川さんの演技で「あ、遼ちゃんだ」と思ったそうで、二人とも上川さんの演技を大絶賛。
アニメからポージング等の研究を毎日やっていたという上川さん。二人の太鼓判を得て安心したようです。
(さんぽ ヤサカ)

セットリスト
M1 日髙のり子・佐久間レイ「トップを狙え!~Fly High~」
 
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2021年12月11日23時06分~抜粋

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