神谷明・日髙のり子 TALK!×3

舞台は名古屋に!プロデューサーが語る劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』

4月16日に公開された劇場版最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』(永岡智佳監督)。

制作プロデューサーの諏訪道彦さんとともに、今回の作品の舞台が名古屋であることや、『コナン』独特のアフレコの難しさなどについて語りました。
4月17日放送のCBCラジオ『神谷明・日髙のり子 TALK!×3』から。

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作品の舞台・名古屋ではコラボイベントも

1年間の公開延期を経て、16日に封切られた劇場版最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』。
今回の舞台は、番組を制作するCBCラジオの所在地・名古屋。

これを受け、いま名古屋ではグルメや謎解き、駅名が期間限定で「コナン」になるなど、さまざまなコラボイベントが開催されています。

神谷「1年待つということは今までありませんでしたから」
日髙「本当に嬉しいですね」
神谷「毎年楽しみにされていたご家族の皆さんが押し寄せたんじゃないかと思います」

作品には、ほっこりするような癒やしのシーンもところどころ盛り込まれているそうです。
緊迫した事件のスリリングさを中和してくれるようなラブラブなシーンまであるのだとか。

日髙「楽しい映画に仕上がっていると思いますね」

『コナン』劇場版は毎年驚くほどクオリティが上がっていて流石だと神谷。
日髙も自身が演じるキャラクターも久しぶりに登場するため、楽しみだと語ります。
 

一人三役に戸惑う古谷さん

前回に引き続き、ゲストはこの作品をプロデュースした諏訪道彦さん。
『コナン』の謎めいたキャラクター設定やストーリー展開について話は盛り上がります。

神谷「どうなっているかわからない、解き明かされていないキャラクターを演じるのは大変だよね」

出演している古谷徹さんも、どういう意味付けで演じていいのかわからない、と戸惑っていたそう。
というのも、古谷さん演じるキャラクターは”トリプルフェイス=3つの顔”の役(安室透/降谷零/バーボン)なんだとか。
当初は悪役だったはずが、途中から逆に捕まえる立場の役になったそうです。

諏訪さん「役者の方に挑戦状を叩きつけているような感じ」

予想とひっくり返るようなキャラ設定が判明したとしても、なんとか演じきってほしいと諏訪さん。「役者さんはすごい」と称えます。
 

小五郎?コナン?苦心した神谷

神谷が演じていた毛利小五郎役もそんな難役のひとつです。

少年の主人公・江戸川コナンが小五郎の姿を借りて謎解きをするシーンが『コナン』の見どころ。
外見が小五郎で中身がコナンのため、本来の口調ではない話し方でしゃべる必要があります。

日髙「コナン君が毛利さんのモノマネをしてるってことになりますものね」
神谷「とにかくしゃべってるのは小五郎だから」
諏訪さん「なんにもしない神谷さんの声で、ってことではなかった」

諏訪さんによれば、最近のアフレコの所要時間は2時間から3時間とのこと。
開始当初はキャラ作りに時間がとられ、4、5時間はかかっていたと回想します。

日髙「神谷さんは原作を読み込んで行かれたから、もう最初から(役を)掴んでいる感じ?」
神谷「とりあえずこういう声かな、と」

38歳であんなにしゃがれ声の人はいない、という神谷の指摘に日髙は笑います。
神谷の娘さんは原作者の青山剛昌さんの大ファンだったため、「よかったよ」と言われてホッとした覚えがあるとか。

一方、女子高生の世良真純役で出演している日髙。
ボーイッシュな役柄のため、意識して低い声を出そうとしたそうです。
諏訪さんとしても、可愛い声・キレイな声ではないものを求めていたそう。
声優とスタッフが一丸となってキャラクターを作り上げていく醍醐味や難しさが窺えました。
(nachtm)

セットリスト:
M1    ザ・ハイロウズ「胸がドキドキ」
M2 日高のり子「ときめきはForever」
 
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2021年04月17日23時00分~抜粋

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