神谷明・日髙のり子 TALK!×3

神谷明と日髙のり子が語る、声優の選考過程の裏事情

アニメや洋画を観ていると、声の出演や吹き替えをどうやって決めているのか気になるところ。
声優の選び方について、神谷明と日髙のり子がその裏事情を明かしました。

1月16日放送の『神谷明・日髙のり子 TALK!×3』から。

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選考はオーディション?コネ?

リスナーからの質問です。

「アニメのキャラクターの声は多くはオーディションだと聞いています。でもコネや紹介も少しはありますよね?お二人はオーディションなしで決まった役はありますか?」(Aさん)

神谷「最近は行ってないですが、オーディションが主流なのかな」

昔はスタジオで行われていたオーディションも、今ではスマホで撮ってデジタルデータで送付したりするそうで「時代が変わった」とつぶやく神谷。

それでも「コネで決まった例はほぼない」と声を揃えて答える二人。
推薦もあるようですが「選定はわりと公平だ」と神谷。
「オーディションなしで入ることは少ない」と日髙も同調します。

昔は”オーディションは受からないもの”が合い言葉。

日髙「この世の終わりみたいに落ち込むっていう」

落選したあと、他作品の役で決まることもあったそうです。
 

オーディションの苦い思い出

日髙の場合、オーディションをたくさん受けられる環境ではなかったため、ひとつの作品にかける意気込みが半端なかったのだとか。

一方の神谷も、初期の頃は主役でなくてもほとんど落選。
「役の大小にかかわらず落ち込んでいた」と明かし、オリンピックのように”参加することが大事”という心構えで臨んでいたそうです。

神谷の場合、オーディションがあったのは『キン肉マン』『北斗の拳』『シティハンター』
とキャリアを代表する作品が並びます。
逆にオーディションがなかったのは『YAWARA』『名探偵コナン』『ドカベン』『うる星やつら』だったと話します。

神谷「ずっとあった時期とずっとない時期と色々ありましたね」

二人が共演した『アニメ三銃士』でもオーディションはなかったそう。
声の特徴を製作者が知り尽くしている場合、ないこともあるようです。
オーディションにまつわる興味深い裏事情でした。
 

大量買いの経験は?

近所のスーパーで1本500円とワインが安かったので、13本も購入してしまったというリスナーからの質問です。

「お二人は思わず作り過ぎてしまったもの、買い過ぎてしまったものはありますか?」(Bさん)

日髙「ワイン13本の重さたるや、すごかったと思いますけど…」

カートに入れて車に運ぶパターンだと推測する二人。
デパ地下で買い物をする時は「せいぜい自分で持てる範囲にする」と日髙。

日髙「3本1リットル以上の物を持ったら、それで腕が抜けそうでしたからね」

重い物をひじに掛ける持ち方は男性はあまりやらないと神谷が話します。
肩甲骨を使うので、腕で直に持つよりも重い物が運べるのだとか。

神谷「ワイン13本は持てないな。牛肉も買ったわけでしょ?」

日髙が思わず作り過ぎてしまったものは、おでん。
もち巾着とゆで卵は外せない…などと入れたい具が多すぎるあまり、買い物かごがいつもどっさりに。

神谷「すんごい具沢山じゃん!」

その量を見て「…誰が食べるの?」と家族に冷ややかな目線で見られると話しました。
(nachtm)

セットリスト:
M1 ビージーズ「マサチューセッツ」
M2    矢内景子 「orion」
 
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2021年01月16日23時11分~抜粋

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