あの大先輩に可愛がられる
先月の放送についてリスナーから感想が寄せられました。
「先日のゲスト、笑福亭鶴光さんの言葉に感動しました。『こいつらのために何かせなあかん』と思われること(が大切)。仕事場の人間関係にこの歳になっても悩んでいたのですが、解決の糸口を見つけたような気がしました」(Aさん)
「思えば先輩たちに可愛がられたのがよかった」と自身のキャリアを振り返る神谷。
先輩声優の野沢雅子さんが神谷のことを可愛がっていたことについて、日髙が切り出します。
日髙「可愛がられていたのが言葉の端々からわかるんですけど」
神谷「そうですね」
新人時代に『いなかっぺ大将』(フジテレビ系列、1970-72年)のアフレコ現場に居合わせた神谷。
共演した野沢さんと愛川欽也さんの掛け合いが面白くてたまらなかったそうです。
台本にないようなアドリブを飛ばし合っていて、楽しくて楽しくてしょうがなかったのだとか。
神谷「ギャラもらってこんなに楽しんでいいのかな、と」
二人とも自由自在に演技をされていたようで、まさに息がピッタリだったようです。
神谷「掛け合いを見るのが楽しみで楽しみで」
先輩に恵まれたこともその後のキャリアを運命づけたのかもしれません。
コマ回しの技あれこれ
「今年のお正月は短かった」と日髙。
期待していたものの、昨年のようには休みが伸びなかったとボヤきます。
一方、食っちゃ寝の連続だったと返す神谷。年始めは7日からだったようです。
神谷「今年も始まったという感じで」
こどもの頃はお正月に羽根つきをして遊んでいた日髙。
コロナの影響からか、いまどきは外遊びをしているこどもが少ないと感じるようです。
お正月はコマ回しをしていたと話す神谷。
コマが回り始めると、紐の反対側でコマをよく叩いていたことも思い出します。
日髙「あれって回転数早まります?たいていコマが倒れますよね」
神谷「あまり効果があった記憶がない」
また、回っているコマを紐ですくって、紐を伝わせるワザも。
昔は芸人さんでなくてもこどもたちが自然にできていたと思い起こします。
日髙「こどもたちが不器用になるのが心配で」
神谷「どうしてもゲームの方に走ってしまいますからね」
日髙「ゲームも楽しいから否定できない…」
現代的なゲーム遊びに惹かれてしまう心理にも理解を示す二人。
とはいえ、お正月くらいは昔遊びに興じてみるのもいいと話しました。
(nachtm)
セットリスト:
M1 The Monkees「Daydream Believer」
M2 日高のり子「不思議だね、愛」