春は何かを初めるのにちょうど良い時期。
久々に書道をたしなんでいるという声優の日髙のり子。
太筆で字を書くのは気分がいいという日髙ですが、文字に表れてしまう"あること"について、相方の神谷明に対して語りました。
4月25日放送の『神谷明・日髙のり子 TALK!×3』から。
字は体を表す?
春は初めてのことが多い時期。神谷と日髙に対して質問メールが寄せられました。
「お二人が感動した思い出の初めては何だったのでしょうか?」(Aさん)
学生時代以来、久しぶりに書道を習っているという日髙は3年目で初段の腕前です。
当初は小筆で写経のような文字を書こうとしたところ、太い筆で書いたことがとても気持ちよかったのだとか。
同じく書道が気になっていた神谷は「気持ちがいい」という心境は羨ましいと話します。
きれいな字を書こうとすると邪心がつい入ってしまうと、なかなかうまくいかないようです。
神谷「言われれば言われるだけ緊張しそう」
書の先生曰く「書道も白と黒のバランスなのでアート」なんだそうです。
昇級試験に提出した作品は"大らかでのびのびしている"と評をもらったという日髙。
緊張せずにリラックスして書いていたことに、そこで気づいたそうです。
"細かく分析しないでざっくりと書いていくタイプ"と、先生には見抜かれたとか。
日髙「性格とか本質みたいなものが先生にはわかるんだって!」
字配りはもって生まれたものだそうで、まさに"書は人なり"ですね。
何事も初心が大切
神谷「ボクも演技や表現を聞くだけで、その人が見えます」
芝居の演技も同様に、技術で作ったものだと長続きしないそうです。
それよりもその人なりの個性を表現することが大事なのだとか。
日髙「『ちゃんと生きなさい。人生が芝居に出るから』と以前言われたことがある」
神谷「本来持っているものをどれだけ活かせるか」
20年ほど前、神谷はコスモスの写真がうまく撮れたそう。
ところがその後は、最初に撮ったその写真をなかなか超えられないそうです。
いわゆるビギナーズラックに恵まれたのではないか、と神谷。
日髙「わーきれい、という画面がそのままいい写真になったってことですよね」
その経験から"無心はすごく大切"という話に戻ります。
演技の世界も技術が伴ってくるとさらに思いを伝えられるようになっていくのだとか。
それを聞き、この番組に来て得しちゃったと日髙。
神谷「人間的な部分で初心を忘れないことが大切」
日髙「友情を褒め合う回になりましたね」
外堀を埋められた話
続いてはリスナーからの恋愛相談。
「外堀を埋められた経験ってありますか?戦国武将が城攻めのときに使うアレです。
思い過ごしかもしれませんが、スポーツクラブで知り合った女の人に自宅まで迎えに来さされる始末。次第に噂を立てられ、自宅のたこ焼きパーティーに呼ばれたら母親と挨拶させられて。続いて駐車場ですれ違った父親と挨拶させられて。
こわいこわい。友達感覚なんですけどやばいですよね?」(Bさん)
好きと言ってないし、まだ手もつないでいないのに、と困惑している様子。
神谷「徐々に。すごい上手」
日髙「すごい策士!」
「でも気持ちがないのによく迎えに行ったよね」と冷静な神谷。
同じことを男性がやったら怒られるし、迎えに行くのも自然に言わせるような雰囲気を作っているのでは?と訝ります。
一方、日髙は迎えに行ったことで「脈があるかも?」と女性は思ったのではないか、と推察します。
迎えに行かなければたこ焼きパーティーはなかったはずなので、踏みとどまるならそこがターニングポイントだったと分析。
あからさまなアプローチも如何なものですが、誤解を与えるような接し方も気をつけた方がよさそうですね。
(nachtm)
セットリスト:
M1 薬師丸ひろ子「時代」
M2 バナナフリッターズ 「恋するバナナーナ」
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2020年04月25日23時14分~抜粋