神谷明・日髙のり子 TALK!×3

声優の山寺宏一さん、元祖・冴羽獠役の神谷との交代劇を告白!

現在、公開中の実写映画『シティーハンター the movie』に冴羽獠役として声の出演を担当する声優の山寺宏一さんが、12月14日放送の『神谷明 TALK!×3』(CBCラジオ)に出演。

元祖・冴羽獠と言えば、番組パーソナリティの神谷明。
今回の映画製作ではどんな裏話があったのでしょうか。

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オファーの経緯は?

フランス制作の実写版映画『シティーハンター the movie 史上最香のミッション』(公開中)で、冴羽獠役の声の吹き替えは山寺さん。

最初に打診があった時には「神谷さんがやるべき」と思っていたという山寺さん、「何でボクに?」と山寺さんは至極当然の疑問を抱いたのだそう。

裏事情では、その前の時点で神谷が断っていたのだとか。
というのも、何度もフランス語版やシナリオを見ていたところ、実写はアニメと違い文字数が多いなどの制約を感じ「僕自身の冴羽獠のキャパシティを超えている」と神谷は判断したそうです。

誰になるかはわからないが「どうやっても山ちゃんしかいない」と思っていたところ、「山寺さんに決まりました」と知らせが届いたと神谷。

一方、なぜ引き受けてくれなかったのか納得できず、「理由を直接訊きたい!」と思っていた山寺さん。

その後、『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の打ち上げの席で、同席した2人。
神谷は先に山寺の席に行って「話がいっていると思うんだけど?」と機先を制します。
案の定、逡巡する山寺さん。
「やりたくないの?」と神谷は先制攻撃して、代わりにやってもらうようにお願いしたとか。

口を挟む間もなく了承した山寺さん、「ありがたいことです」と答えます。

プレッシャーで「評価をみるのが怖い」

”冴羽獠=神谷”のイメージが根強い『シティーハンター』。
大役を受け継ぐことになり「こんなもんかよ、と思われたら」とプレッシャーは大きかったようです。
一方の神谷は「山ちゃんに頼んで大正解」とご満悦の様子。

神谷の心配を溶解させてくれたのは、試写会での北条夫妻がニコニコの様子だったからのようです。
それを聞いて山寺さんもホッとした様子。

山寺さん「怖いから今回(評価を)見ないようにしてました」
神谷「この作品に関してはあの2人しかいません!」

自分の作品とは別モノだから全く違和感はない、と神谷。
今やリピーター続出で、爆笑の渦だとか。口コミでも人気が広がり、目標にも到達する勢いだそうです。

作品に駆けるラショー監督の情熱

原作の翻案も今回とても良かったと2人は大絶賛。
監督のフィリップ・ラショーさんは冴羽獠役の主演も務めていますが、お会いすると意外にも真面目そうな方だったとか。

神谷「実は大緊張してたんだってね。日本のスタッフに怒られんじゃないかと」
山寺さん「いやーどうもー、って感じかと思いましたよ」

ラショー監督と初対面のときには髪の色が違い、誰だか気づかなかったと神谷。

山寺さん「そりゃ緊張すると思いますよ。ずっと見てた本人が目の前にいるんだから」

ラショー監督は映画にしたい一心でシナリオと脚本を作り、原作の北条さんを口説きにいくほど。OKがもらえるかどうか、ドキドキしていたとか。

「ある一定のクオリティに達していなければ(映画は)なかったと思うから」と神谷はその情熱と行動力を評価します。
インターナショナルのご縁を感じ、ハリウッドとは違った魅力があったと山寺さん。
「フランス映画は本当によく笑わせてくれる。シティーハンターはこれでも少し抑えたのかな」と神谷。

「冴羽獠の魅力をどっか醸し出せればなと」と改めて今回の感想を語る山寺さん。
本国フランスでは168万人動員したそうで、話題を読んだ本作。
「第二弾もあるかもね」と早くも続編への期待が膨らむお二人でした。
(nachtm)

セットリスト:
TM NETWORK「Get Wild」
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2019年12月14日23時02分~抜粋

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