神谷明・日髙のり子 TALK!×3

『セーラームーン』深見梨加、自意識過剰をこじらせていた?

『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系列)のセーラーヴィーナス役で知られる声優の深見梨加さんが、11月2日放送の『神谷明 TALK!×3』(CBCラジオ)に出演しました。

おとなしく口数の少ない子どもだったという深見さんが、声優を目指したきっかけなどについて声優界の大先輩・神谷明が尋ねます。

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先生の指名で大泣き

深見さんは、埼玉県の秩父市出身。
今でこそハキハキと明るく語る深見さんですが、幼少の頃は意外なことにちっともしゃべらないこどもだったそうです。
お母さん曰く「しゃべる仕事につくなんて夢にも思わなかった」とか。

その理由は自意識過剰。周囲の目を異常に気にし、男の子と手をつなぐのが嫌だったそう。
なぜか卒業式では担任の先生から「贈る言葉」を読み上げる役に指名され、大泣きしてしまったそう。にもかかわらず、本番は代役もなしに見事こなしてしまいました。

「今にして思えば、先生は自意識過剰(気にしすぎな面)の欠点を見抜いていたのかもしれない」と振り返る深見さん。

中学1年生の頃は、アイドルデュオのピンクレディーが大ブーム。
妹と3回くらい観て振り付けを完コピしていたそうです。

神谷「活発な子じゃん!」
深見さん「私たちの世代はみんな踊れます」

名門放送部での猛練習

そんな深見さん、部活動は放送部。しゃべらなかったこどもに変化が起こります。

神谷「放送部に入るきっかけは?」
深見さん「先輩たちが活発に動いているのを見て憧れて」

入った放送部は、NHKの放送コンテストに12年連続で出場していた名門。
体育会系ばりの毎日の猛練習のたまもので、もともとガラガラ声だった声も治り、発声・滑舌は完璧になったようです。

深見さん「毎日やることの凄さ」
神谷「想像できないよな~」

培ったものが今でも礎となり役に立っているとか。

こうして、放送部の実績を築いた深見さんですが、声優がまだ一般的ではなかったため、しゃべる仕事=アナウンサーと考え、進路をアナウンサー養成所に決めました

 

運命を変えたひと言

養成所の願書を出しに行った時、深見さんは「運命のひと言」に出会います。

先生から「声優科っていうのが出来たのよ?」「声優科の方が面白いかもしれないわよ?」とそそのかされたとか。

それを聞いた神谷は「人数を揃えておかないと…という思惑があったのでは?」と鋭く指摘。
深見さんは「まんまと」とそこへ入ることになります。

その後、アニメ『伊賀野カバ丸』(日本テレビ系)で神谷と共演を果たした深見さんは、神谷のアドリブの掛け合いを見て、呆気にとられたそう。

当時芝居の経験はなかったものの、アナウンサーなどの仕事を1年目から任され、養成所は学費免除で恵まれた環境だったという深見さんに「素晴らしい!今(では)考えられない」と神谷は驚きます。

秩父に惹かれっぱなしの神谷

話題は深見さんの出身である埼玉県秩父市について。
空気も景色もよく、最近は三峰神社がパワースポットとしても有名になってきたそうです。

神谷「すっかり秩父にハマって」

そのきっかけは、深見さんに秩父に連れて行ってもらったことだとか。

祭りのシーズンには地元の方にはんてんを借り、若い人に混じって何年も山車を引いていたそうです。
はんてんを着ていない一般人は入れず、山車を観たければ限られたポイントまで行かないと観られないほどの人気だそう。
3階建てくらいの高さの山車が6台あり、一斉に山を登っていった後の打ち上げ花火は、迫力満点とか。

また、水が良いため「蕎麦大学」があるほど蕎麦が美味しいのだそう。
深見さんに教えてもらった行きつけのくるみそばの店もあると神谷。
さらに、地酒やウイスキーも美味しいことで有名らしく、知人が酒蔵をやっているとのこと。
「四季折々の良さがある」
と秩父に惹かれっぱなしの神谷でした。
(nachtm)

セットリスト:
深見梨加(asセーラーヴィーナス) 「ルートヴィーナス」
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2019年11月02日23時05分~抜粋

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