神谷明も思わず共感!歌手の山口瑠美語る「プロに必要な心得」

神谷明 TALK!×3 / エンタメ

8月31日放送の『神谷明 TALK!×3』のゲストは先週に引き続き、演歌歌手の山口瑠美さんです。

今回は山口さんの師匠が教えてくれた「プロの歌い手に必要なコト」などについて伺いました。

心が大切という師匠の教え

山口瑠美さんは、作曲家・市川昭介さんの通い弟子になったものの、デビューまでに約4年ほど下積み期間がありました。
レッスンをしながら週に何回か、後ろの方で朝から晩まで他の人たちのレッスンを見ていたそうです。

山口「今となっては財産です」
神谷「見ることはすごく勉強になる」

師匠にはいろんなことを教えてもらったそうで、お茶を入れる時は「『美味しくなれ』と祈りながら入れるんだよ」と言われたとか。
ただ目は笑っておらず、ひとつひとつに心を込めることが大事なんだな、と後々気づいたそうです。

また、当初はトロフィー(すなわち優勝)が目標でしたが、プロになるには「うまい歌は不要でいい歌が必要」と諭されたそうです。
「余計な声は出さなくていい、心、心」「いい女になりなさい」といつも言われていたとか。

「深い言葉だな~」と神谷明。
うまくなくても心から出る言葉なら伝わる、と自身の経験からうなづきます。

「ここに来たからといってデビューできると思わないでね」との言葉を胸に、学業もおろそかにせず決して焦らなかったと山口さん。

「デビューは過程であって結果でない。入り口に過ぎず、果てしない道が続いていく」

神谷も同調します。

満足したことのない神谷の50年

2人の応酬は続きます。

「デビュー後20年は長かった?」との問いには「苦しかった」と山口さん。

もともと人前が苦手で、緊張から歌がおかしくなることを何十回も経験したようです。
さらに、自分の歌に満足したことが数えるほどしかなく、毎回「苦しい」「才能がないのかな…」と何度も歩みを止めそうになったとか。

これには神谷もうなづき、デビュー当時、電気屋のテレビで自分の作品を直視できず、通り過ぎていた過去を思い出します。

というのも、手応えを感じた収録の後にオンエアをみると過大評価に気づき、自分の感覚が信用ならなかったようです。
むしろ何も覚えてないくらい、無我夢中のときのほうがまだ手応えがあったとか。
自分の目も段々肥えてくるので、結局50年で1度も満足したことはないそうです。
この大先輩の言葉に、山口さんも勇気をもらった様子。

あの美空ひばりさんですら、周りが満足している中で自分の不出来に唇を噛みしめていたこともあるとか。
自分が信用できなくなった結果、神谷は他の人の意見も大事にして取り入れるようになったそうです。

「六十にして耳順う」の境地かもしれません。

歌に込めた亡き父への思い

山口さんには日本酒好きな一面もあり、持ち歌の『お酒の歌』がかかります。
自身の体験から作ったそうで、親しみのある歌詞でカラオケでも歌いやすそうな曲です。

2番の歌詞には父親も登場します。

「上京するなら帰ってくるな」と告げられたため、20年間、年に一度の機会にお酒を飲み交わしたのが最近ご逝去された父親との思い出だとか。
「好きならそれでええんよ」との言葉が今でもふっと頭をよぎるそうです。
故郷を離れて母親と二人三脚で頑張ってきたのも「悪いところには1人で行かせられん」という父親の心遣いによるものだったそう。

「20周年を一番喜んでいるのはお父さんでは」と神谷は慮ります。

同じ場所をずっとぐるぐる回っていたけれど、フィールドを広げなかったことで逆に足元が耕されて花が咲いたと自負する山口さん。
今回のトークで見通しが変わり、今後も同じペースで歩いていくことに改めて自信をつけたようでした。
(nachtm)

セットリスト:
M1 山口瑠美「お酒の歌」
M2 山口瑠美「恋ひととせ」
 
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2019年08月31日23時06分~抜粋

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