神谷明・日髙のり子 TALK!×3

演歌歌手の山口瑠美、演劇から歌手への転身を神谷明が聞く

8月24日放送の『神谷明 TALK!×3』のゲストは、演歌歌手の山口瑠美さんです。

今夜の放送では、山口さんがわずか3歳で劇団入りをした予想外な理由や、幼いころからの歌への熱い想いを伺いました。

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入団のきっかけは”人見知りにならない”ため?

この日のゲストは演歌歌手の山口瑠美さん。

山口県の岩国市出身で、観光名所・錦帯橋が近所にあったそう。
ライブハウスに顔を出すなど、何度か界隈に足を運んでいるという神谷。

錦帯橋は長さが300メートルほどあり、写真を撮ろうとすると広角レンズでないと画面に収まらないほど壮観な眺めだとか。
幼少期は45分ほどかけて歩いた通学路の道端で金木犀などの花を摘んだり、捨て猫を拾った思い出があるそうです。

そんなどこにでもいる女の子が、芸能の道に踏み出したきっかけは何だったのでしょうか?

山口さんが3歳の時、お母さんに劇団に入れられますが、その理由は一人っ子の山口さんが人見知りになることを恐れたからだとか。

最初についた物心は、劇団で先輩のお兄さん・お姉さんが面倒を見てくれたことだとか。
観客の受けが特によかったわけではないようで、舞台で泣いた覚えもあるなど、意外にも「人前がとっても嫌だった」と振り返ります。

神谷自身もチャリティーコンサートにかつて呼ばれた時、日本橋三越の屋上に集まった2千人のお客さんの圧を感じて思わず立ちすくんでしまったことがあると、人前でのプレッシャーの経験をポロリ。

辛かった歌えない時代

『水戸黄門』(TBSテレビ)の主題曲のカバーでデビュー後、歌えない時代があったと語る山口さん。
二十歳そこそこの当時、師匠の作曲家・市川昭介の同門である都はるみさんのコンサートを観るため、日生劇場(東京都千代田区)へ足を運んでいたそうです。
いつどこの客席から観ても何度も泣いてしまうほど衝撃を受けたとか。

涙を流してもらうような曲を自分でも作りたいと奮起し、これまでのオリジナル曲は実に6曲。
神谷も「物語がしっかり作られていて、やるもんだな~」と惹き込まれたようです。

オリジナル曲を書くために「相当勉強したんですか?」と神谷が尋ねると、浪曲・落語などさまざまなものを吸収し、自分にできるものを取り入れたとのこと。
ちょっとした呼吸が肝心と言われる浪曲の世界。
0.1秒単位のタイミングには神経質にならざるを得ず、収録中は感情を込めつつも俯瞰する必要があるなど独特の難しさがあるようです。

演劇やミュージカルなど、芝居の世界も好きだという山口さん。
普段当たり前のように言葉を操る役者である神谷は「言葉を大事にしている。芝居心が歌にも生かされてる」と分析。

言葉を使いこなせるからこそ、心のこもった歌詞を書けるのだと感服した様子でした。

演歌への道

演劇の世界から次第に歌の道へ比重が移っていったと回想する山口さん。
歌に目覚めたきっかけは、自身が石原裕次郎の大ファンだったことも大きかったとか。

これといってご両親がのど自慢の持ち主というわけでもなく、4歳にして都はるみの演歌を歌った貴重な経験は、近所の歌好きのおばさんによってもたらされたそうです。

神谷「3歳から4歳にかけて周りが目まぐるしく変化していく」

その後、デビューへの道をまっしぐらに駆け上がった山口さん。その流暢な語り口に「聞き入ってしまった」とアシスタント恵須川愛でした。
(nachtm)

セットリスト:
M1 山口瑠美「音頭・水戸黄門 ああ人生に涙あり」
M2 山口瑠美 「この道」
 
神谷明・日髙のり子 TALK!×3
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2019年08月24日23時12分~抜粋

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