レポドラ日記

「水の都」岐阜県大垣市の絶品わさびを食べてみた!

わさびの産地といえば、長野県の安曇野や静岡の伊豆のイメージが強いですが…
実は岐阜県大垣市でもわさびを栽培しているんです。

今回は岐阜県大垣市曽根町にある「名水わさび」に行ってきました。

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わさびって辛くて鼻にツーンときて、正直なところあまり得意じゃなかったんですが、「生のわさびは全然違う!」と聞いていたので楽しみにしてきました。

詳しいお話を伺ったのは「名水わさび」の筑間さんです。



まず何故大垣市でわさびが出来るのか? 大垣市は「水の都」と言われていて地下水が豊富なんです。

市内に下の写真のような「湧き水スポット」が沢山設置されていて…



地元の方だけでなく、県外からも湧き水を求めてやってくる人も多いんだとか。

この湧き水の水温は、真夏でも真冬でも一年中13度前後でちょうどわさびの栽培にぴったりなんだそうです。

お水もですが栽培方法にもこだわりがあって、名水わさびのわさびは無農薬で肥料も使っていないんです。
身体にも優しいですね

そしてお店の裏には「わさび田」があって、



夏は涼しく、冬は暖かくなるようビニールハウスで育てて、黒色の遮光カーテンもかけられています。

わさびは一つ作るのに3年もかかるので、最適な環境の中でゆっくり時間をかけることで、品質の良いわさびが出来るんですね。

名水わさびは約20個のビニールハウスで、年間7000本も作られています。そのため一年中いつでも、美味しいわさびを購入出来ます。

栽培している品種は水が綺麗な所でないと作れない「真妻」というブランド種!
茎が紫色なのが特徴なんですよ。

ちなみにわさびは紫色のものは辛味が強いんだそう。

あと、頭(茎)の方が美味しくて甘み、旨味がより強くて、下の方が辛味が強くて少し渋みもあるそうですよ。

そんな生わさびの食べ方はというと、まず茎の部分はバナナの皮を剥くように落として頭の方からすっていきます。

ポイントその1
鮫皮おろしなど細かい目のおろし器を使うと良い

ポイントその2
ゆっくり円を描くように力を入れずにする





あら、綺麗な緑色!

おろし始めてすぐに、ふんわり香りもしました。

おろしてから5分程で辛味や風味が弱くなってしまうので、なるべく早く食べるのがオススメです。

このおろし立てのわさびを温かいご飯、削りたての鰹節の上に乗せて…



醤油を垂らしていただきました!

わさびが得意じゃなかった私ですが、美味しそうだったのですぐにパクり。

初生わさびだったんですが、鼻にツーンとする感じも少なく辛味が柔らかい!
辛さの中に甘みもあってこれなら私でも食べられます。

しかも最後はわさびだけで食べられるように。
わさび、克服出来ました!

名水わさびでは生わさびを始め、わさび漬やわさび味噌などの加工品も販売しています。






生わさび、サイズも大小様々ですが、味は一緒なんですって。

筑間さん、わさび愛に溢れるお話、ありがとうございました。



名水わさび
岐阜県大垣市曽根町1-599-22
(CBCラジオレポートドライバー 山本衿奈)
 
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