350点の絵馬が集結!名古屋市天白区の特別展

レポドラ日記 / カルチャー

名古屋市天白区にある荒木集成館にお邪魔しました。

普段は名古屋の遺跡で発見された石器や土器などが展示されていますが、現在特別展が開催されています。

その名も『絵馬から見る日本の歴史と伝統』。いったいどんな展覧会なのでしょう?

趣味で集めた350点

展示を企画された中島克人さんに詳しいお話を伺いました。



展示室には全国の絵馬がずらっと並んでいます。



中島さんが趣味で集めた全国の絵馬、その数なんと350点!



これだけ集まったので多くの人に見てもらった方が絵馬も喜ぶのではないか、と展示を企画されたのです。

いまなお増えるコレクション

30年ほど前は、営業職で出張の機会が多かったという中島さん。
仕事仲間はお土産にキーホルダーや提灯などを買っていましたが、せっかくならその場所に行かないと手に入らないものを集めたいと思ったそうです。

そこで神社に行かないと手に入らない絵馬を、自分へのお土産として集め始めたのがきっかけ。

出張前にどこに神社があるかなどをリサーチするのではなく、地元の方や取引先の方に尋ねたそうです。
お仕事の中にそういう他の楽しみがあるとまた楽しいですよね。

「昨日も半田市の方で絵馬をゲットしたよ」と見せてくれた中島さんですが、今も収集している絵馬が増えているとのこと。

絵馬を探そうと旅をしているわけではなく、旅行先にたまたま神社があったり、車でドライブをしているときに鳥居を見つけると足が勝手に神社に向かってしまい「もうクセになっている」んだとか。
 
ひと口に絵馬と言っても、こうしたコレクションを見ていると、本当にいろいろな種類があることを実感します。





絵柄が違うのはもちろんのこと、鏡が付いていたり「災い」という文字が飛び出ているものも。

岐阜県飛騨地方の絵馬は、なんと紙で出来ていました。





そしてこちらの絵馬は、人の手の形をしています。
両手を合わせられるようになっており、その手と手の間に願いごとを書くんだとか。




 
そしてもう1つ私が気になったのがこちら。



風鈴のような形で鈴やピンクや黄色のカラフルな花がついています。ぱっと見、絵馬には見えません。

実はこれ、日本のものではなく、中島さんが旅行先のマカオの寺院で見つけたもの。
赤い短冊のようなところにお願いごとを書いてあるのを見つけ、ガイドさんに聞いたところ「日本の絵馬のようなものだよ」とのこと。
これは持ち帰るしかない!と購入したそうですが、海外にも絵馬と同じ文化があることに驚きました。

中でも中島さんのお気に入りは、佐賀の陶山神社で買ったという有田焼製の絵馬。



陶山神社は鳥居も有田焼で作られているそうですよ。

絵馬はその土地の風土や文化がわかるものなんですね。



皆さんもぜひ足をお運びください。
(石坂窓花)
 
荒木集成館『絵馬から見た日本の歴史と伝統』
12月9日まで開催中
名古屋市天白区中平5-616
毎週 金・土・日曜日 10時~17時まで
 
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2018年11月15日16時47分~抜粋

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