ここ最近中継で必ずといってもいい程「暑くて汗が止まりません」と言っている気がします…。
外に少し出ているだけで大汗をかいてしまいます。
ひとっ風呂浴びたくなる!ということで、今回は名古屋市西区の銭湯「八千代湯」にお邪魔しました。

オーナーの高井洋明さんにお話を伺いました。

八千代湯は大正初期に創業した銭湯で、まもなく開業100年を迎える老舗中の老舗。
建物や内装はお客さんが過ごしやすいよう、何回もリニューアルを行っているんです。
ですが、脱衣所にはフロントに話しかける小さい窓があったり…

やっぱり昔ながらな感じが残っていて温かみを感じる銭湯です。

高井さんは「八千代湯」の4代目。
小さい頃から銭湯が大好きで、だからここに婿入りしたといっても過言ではない!と話します。
そんな高井さんにとって、銭湯の魅力とは?
まず市民の方の交流の場所であること。
銭湯は人と触れ合うには最高の場所なんだそうです。
お風呂に入って「ありがとう」「ごちそうさまでした」とコミュニケーションをとれることがステキ。
今はお家にお風呂があるのが当たり前ですが、昔は銭湯は市民にとってなくてはならない存在だったそうです。
昔よりは来る人数は減ってしまったけど、今も大きいお風呂に入るのを楽しみにしている方がたくさんいるそうです。
「健康で長生きしたければ銭湯だぜ!」を合言葉に頑張っているそうです。
取材当日も昔からの常連さんが「来たよー!」と元気に挨拶している姿が数多く見られました。
若いお客さんも多くいらっしゃいましたよ。
人と人との距離が近いっていいですね。
さて、そんな八千代湯の特徴は、お風呂の種類が豊富なこと!

エステの湯やでんきの湯、そして街中では珍しい露天風呂が1番人気だとか。
そしてまだ気になるお風呂があります。
くすり風呂!
2日に1回のペースでお湯の種類が変わるそうなんですが、その内容は…
・コーヒーの湯
・レモンの湯
・ワイン風呂
・にんじんの湯
など…
ちなみに取材当日は「レモンの湯」でしたが、しっかりとレモンの香りがしました。
そんなバラエティー豊かなお風呂が楽しめる八千代湯では、いま涼しげなイベントが開催中ですよ。
『夏休み!ガラスびん×地サイダー&地ラムネ in 銭湯2018』

全国の珍しいご当地サイダーを楽しめるイベントで、全国88か所、東海三県では11か所が参加中!
最近はペットボトルで見かけることの多いサイダーが多いですが、こちらはもちろん懐かしのガラス瓶。
ガラス瓶に入ったサイダーが冷蔵庫にいっぱい入っているのを見ているだけで涼しげですよ。


イベントは9月2日までで、期間中にサイダーを1本買うごとにスタンプが1つもらえます。
それを3つ集めると、「限定・王冠風缶コラボバッチ2個と入浴剤」をプレゼント。

これが人気で、コレクションされている方も多いそうです。
サイダーの種類は全体で24種類!
そこからそれぞれの銭湯が選んだ数種類を用意。

品切れの場合もありますが、八千代湯には20種類もあります!
例えば…
宮城県の「牛タンサイダー」
石川県の「金沢砂丘サイダー すいか姫」
静岡県の「富士山サイダー」など。

私は今日初めて出会った「牛タンサイダー」をいただきました。

…!!
牛タンの味、しっかり感じました!
でもその味がすっと消えると後味はサイダー。美味しかったですよ!
今年の夏、銭湯でさっぱり汗を流して、全国の楽しくて美味しいサイダーをお楽しみください。
そして…
銭湯大好き!元気いっぱいの

看板猫ちゃんにも会いにいってみてください。
(石坂窓花)


八千代湯
名古屋市西区上名古屋1-12-5
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