レポドラ日記

全国で4店!びんつけ油を販売しているお店が、名古屋の大須にあった

御嶽海の優勝で盛り上がった大相撲名古屋場所。名古屋の繁華街には大勢の力士が闊歩して人々の注目を集めていました。

さて、その力士が髷(まげ)を結い上げる時に使う「びんつけ油」。
全国で販売しているお店は4店舗しかないのです。
そのうちの1店舗が、名古屋市中区の大須にあるということで、お邪魔してきました!

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アロマセラピー用品店で販売

びんつけ油を販売しているお店が、名古屋市中区大須にあるアロマセラピー用品店「Regent House(リージェントハウス)」。



10m離れていてもアロマのいい香りが…

天然のアロマオイルやマッサージオイルなどを扱うアロマセレクトショップです。
特に木や草などの植物から抽出したエキスである「精油」をメインに扱っています。



たくさんの数のアロマがありますが、国内外の厳選された商品ばかりを取り扱っています。

お店の表では、岩塩の量り売りも行っているんですよ。



こちらのお店で販売しているものが「びんつけ油」ということ。
詳しいお話をリージェントハウスの菱田侑加理さんに伺いました。

びんつけ油、改めて

力士の方がまげを結い上げる時に使う「びんつけ油」は、お相撲さん以外にも、舞妓さんや芸子さん。歌舞伎役者さんなどの伝統芸能に携わる方が、地毛で髪をまとめる時に使っています。

その中でも1番のユーザーは力士。
お相撲さんと街中で出会った時にするふわっとしていい香りは、この「びんつけ油」の香りなんです。

びんつけ油は「油」ですが、形は固形です。
少し堅いリップクリーム、くらいの感触。
お相撲さんは石けんサイズのものを使用しているそうですよ。

そのびんつけ油を、こちらのリージェントハウスで販売しています。

ではなぜアロマセラピー用品店でびんつけ油を買うようになったのか?

菱田さんは相撲大好きなスー女!(相撲好きな女子=スー女)
スー女仲間から、びんつけ油を販売してほしい!という熱い要望があったことがきっかけです。
元力士の友人に相談したところ、日本で唯一びんつけ油を販売している「島田商店」を紹介してもらい、販売に至ったそうです。

「武士の香り」

全国で4店舗しか取り扱っていないびんつけ油「武士の香り」。
両国国技館の中のお店と、浅草、福山、そしてこの大須で販売中です。



力士は石けんサイズのびんつけ油を使用していますが、この「武士の香り」は香りを楽しむことを一番の目的としているので、8gのコンパクトサイズ!
少し堅めなので、夏場も溶けずに安心して持ち歩けますね。



こちらの「武士の香り」は、もちろん髪をまとめる時に使っても良し、練り香水として手首などに塗っても良し!
また、びんつけ油にはネイルケアの効果がある成分が含まれているので、爪に塗っても良いんですよ。
落ち着く香りなので、安眠グッズとして活用することもOK!

7月1日から販売を始め、相撲好きな方や、海外の方のお土産のためになど、様々なニーズがあるそうです。

お相撲を見て楽しむのではなく、香りで楽しむ。
新しいお相撲の楽しみ方を発見できました。
(小林美鈴)
Regent House(リージェントハウス)
名古屋市中区大須2丁目17-27
052-202-8188
発送もしています。詳しくは各SNSに。
レポドラ日記
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2018年07月24日16時44分~抜粋

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