レポドラ日記

ぎふ長良川鵜飼で女子会が開催できる!?

岐阜県岐阜市の長良川に行ってきました。
今月11日から風物詩の「ぎふ長良川鵜飼」が始まり、連日賑わっています。

でも今年の鵜飼はいつもとはひと味違うんだとか。
いったい何が違うんでしょう?
詳しいお話を岐阜市 鵜飼観覧船事務所の林 素生さんに伺いました。

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長良川の鵜飼はここが凄い!



「ぎふ長良川鵜飼」は毎年5月11日に開幕し、10月15日まで増水時などを除いて毎日開催しています。
長良川の鵜飼は日本で最も乗船客が多く、毎年約10万人の乗船客が訪れるそうです。

昨年は鵜飼観覧船の乗船客数が11万412人と、8年ぶりに11万人超えを果たしたそうです。

近年は海外からの観光客も増えており、今年から待合所2階の大型モニターに英語で鵜飼の歴史・文化を紹介する映像を流し始めたんだとか。
歴史などを学んでから実際に本物が見られることも人気の秘密ですね。

この「ぎふ長良川鵜飼」、日本で唯一の皇室御用の鵜飼として1300年以上の歴史を持ちます。
実は長良川の鵜匠は「宮内庁式部職鵜匠」という職名で国家公務員の身分が認められているのです。

鵜飼に使用される道具一式も、国の重要有形民族文化財なんだそうです。
船も籠も、とにかく使う道具全て。全部で122点もあるそうですよ。

さらに平成27年には、鵜匠の技術そのものが国の重要無形民族文化財に登録されました。

見どころは、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに広がり、一斉にアユを浅瀬に追い込む「総がらみ」。

船首にかがり火をともした鵜舟が暗い川面を進み、鵜匠が6~12羽の鵜につないだ手縄をたぐりアユを捕らえます。

全てがスペシャルな女性専用観覧船

そんな「ぎふ長良川鵜飼」、毎月最終金曜にはこれまでにはなかったスペシャルな船が出ているんです。

女性専用の観覧船を運航する、その名も「女子旅クルーズ」。
実は取材した5月25日は、記念すべき最初の運航日だったのです。

他の船と違い、岐阜の老舗印染業「吉田旗店」による涼しげなオリジナルのれん。





岐阜の伝統工芸の一つ「岐阜提灯」を現代風にデザインした、優しい光を放つ照明。



美濃和紙の風合いを生かしたランチョンマットや…



涼やかな水うちわも用意。



季節の食材をふんだんに使ったお弁当。木目調の入れ物がオシャレ!





そして驚いたのが、焼きたてアユが食べられること。
と言っても、この船上で焼くのではなく、なんとアユを焼く専用の焼き船(!)が接近してきて、焼きたてを渡してくれるのだとか。

なんともステキで贅沢な女子会…ですが、実はこの「女子旅クルーズ」は大好評で、現時点で期間中全て満席なんだそう!

しかし、予約サイトで登録をしておけば、空席が出た時にメールで通知をしてくれるそうですので、興味を持たれた方はぜひチェックしてみてくださいね!

これだけ大人気だったら来年も開催してほしいものですね。

鵜飼観覧はぜひ予約を!

なお毎日運航している通常の鵜飼観覧船は、空きがあれば当日の参加もできるそうですが、予約していただくのが確実だそうです。
ぎふ長良川鵜飼は10月15日まで開催しています。風流な観覧船で季節を感じてくださいね。

また鵜飼乗り場周辺は街並みもとってもステキで、お団子屋さんなど楽しいお店もたくさんありますよ。️



パネルで林さんとパシャッ。
優しくて温かい方ばかりでした。
(石坂窓花)
岐阜市 鵜飼観覧船事務所
岐阜県岐阜市湊町1-2
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2018年05月25日16時47分~抜粋

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