もともと大府市は健康都市として健康を増進していこうと力を入れています。
そこで先月27日、「あ、おいしい♪ あ、発見♪来るときっとイイコトがある"健康にぎわいステーション"」のキャッチフレーズのもと誕生したのが「KURUTO おおぶ」。
ネーミングの"KURUTO"とは、「ここに来るといいことがある」という思いが込められているとか。
大府市の魅力がたくさん詰まった「KURUTO おおぶ」。
詳しいお話を大府市商工労政課 主任の成田祐朗さんと、タニタカフェコラボ店シェフの三輪哲也さんに伺いました。
「KURUTO おおぶ」には4つの大きなテーマがあるそうです。
その1 健康増進
健康測定コーナーの運営や健康相談会の開催など。
健康機器はどなたでも気軽に利用できるそうですよ。
管理栄養士の方が週1回出勤していて、機器の結果を見てアドバイスを受けることもできます。
その2 観光案内
大府市では「KURUTO おおぶ」のオープンにあたって、JR大府駅構内にあった空き店舗の活用法を考えていたそうです。
その一環として観光案内所の運営、そして大府市の観光情報の発信・提供が目的のひとつとなっています。
その4 飲食提供
ここが最も気になっていたポイント。 あの「タニタカフェ」コラボ店の運営です。
入口正面にはドーン!と大きな黒板
かわいいメニュー板ですが、タニタカフェならではと感じたのが、カロリーが書かれたメニュー表。
どのデザートにしようか迷った時にカロリーで選べますよね。
メニューのこだわりは?
メニューを監修したのは「タニタカフェ」と三輪さん。
健康を意識したメニューではありますが、栄養・カロリー・糖質などを厳しく制限するものではないとのこと。
地元のお野菜を使ったり、バランスの良い食事を楽しく美味しく!とのこだわりでメニューを考案したそうです。
そのため、パフェやケーキなどのスイーツもメニューにはありますよ。
スムージーの進化系・カムージー
どれも美味しそうで迷ってしまいますが、中でも三輪さんのオススメは噛むスムージー「カムージー」。
こちらは言うなれば「スムージーの進化系」。
スムージーはフルーツや野菜をピューレにした飲み物。
そのスムージーに細かく刻んだ食材を追加して噛む事を意識した、それが「カムージー」です。
HEALTHY(腸内改善・疲労回復)とBEAUTY(美肌)の2種類があって、それぞれテーマに合わせた栄養素が摂れます。
このカムージー、よく見ると層になっていて、1番下には豆腐、次にフルーツジャム、こんにゃくゼリー、スムージー、フローズンフルーツと重なっています。
そしてビー玉が通るんじゃないかと思うほど太いストローでひと口飲んでみると…
本当に意識して噛まないと飲み込めないくらいの歯ごたえに驚きます。
こんにゃくゼリーのぷりぷりした食感がまた良いですね。
これは飲み物ではなく食べ物と言っていいほど。
食欲も満たされ、大満足です。
さらによく噛んで食べることで栄養素が吸収され、脳が活性化されて満腹感が得られ、良いこと尽くし!!
この「カムージー」が中部地区で食べられるのは、現時点ではここだけだそうです。
メインディッシュになるサラダも
食事メニューも一品紹介しましょう。
こちらは「有機野菜ともち麦のチキンサラダボウル」
地元大府市で採れた野菜がふんだんに使われています。
生野菜・温野菜・焼き野菜に加え、鶏肉のローストが摂れる一皿。
こちらは皮は除いてよりヘルシーに食べられます。
余分な塩分などは使用せず、トマトのソースを絡めます。
実は食べる前、物足りないのかな?と感じましたが、口にしてみるとその心配は一掃。 肉にもしっかり味がついていますし、もち麦とたっぷりのお野菜でお腹が膨れました。
そしてなにより美味しい!!
しっかり満足でき、メインディッシュになるサラダです。
美味しいお料理で楽しく健康に、「タニタカフェコラボ店」。
大府市の魅力が沢山詰まった「KURUTO おおぶ」、ぜひ足をお運びくださいねっ!
(石坂窓花)
KURUTO おおぶ タニタカフェコラボ店
愛知県大府市中央町3-278 JR大府駅構内
営業時間 7時から20時まで