2000人でつちのこを探す
お話を伺ったのは、つちのこフェスタ実行委員会の安江豊司さん。
「つちのこフェスタ」は、参加者全員で村の決められたエリア内で「つちのこ」を探すというイベントです。
去年は2000人が2時間かけて大捜索・・・
茶畑や森林の中を大勢の参加者が探すそうです。
うーん、いそう・・・
捕獲するとなんと賞金129万円!
このイベントは平成元年から開始して今年で30回目を迎えます。
始めは100万円からの賞金額でしたが、毎年1万円ずつキャリーアップ・・・
ということで29万円が積みあがったわけです。
今年こそは捕獲したいですね。
とは言え、なかなかつちのこが見つからないので、他の賞品も用意した安江さん。
なんと、あらかじめつちのこ型のプレートを隠したそうです!
金色のプレートを見つけた人には1万2900円(賞金の100分の1)が贈られます!
パーソナリティの丹野みどりも思わず「つちのこよりもプレートばっかり探してしまいますね」と漏らします。
「こどもを無視して、親御さんがギラギラしながら探していますよ」と安江さん。
こどもから大人まで全力で参加できるイベントのようです。
つちのこはいるの?いないの?
さて、幻の生物として知られているつちのこ。そもそも存在しているんでしょうか?
そんな愚問に対して「絶対にいます!」と言い切る安江さん。
戦前の東白川村では、多くのつちのこ目撃情報があったそうです。
環境の変化によって、今はつちのこが姿を見せないだけ、とのことで、安江さんは「嘘つきの村と言われようと、私たちはつちのこがいると信じています」と力強くコメントしてくれました。
つちのこの目撃実数が全国1位という東白川村。
村内に多数ある茶畑が理由の1つだそうです。
5月頃に茶摘みをするため、人が日中に外にいる時期と、哺乳類とされているつちのこが冬眠から目を覚まして顔を出す時期が一緒だから、というのがその根拠。
ゆえに、この東白川村での目撃情報が多いというわけです
つちのこの資料館もあるんですよ。
東白川村、つちのこの聖地です。
つちのこを探すだけじゃないよ
つちのこを2時間探し出すだけではないこのイベント。
ステージでは様々なパフォーマンス!
隣の川ではマスつかみ&食べる!
丸太切り競争は先着順でしか参加できないほどお父さんに大人気!
今年は30回目の開催ということで、抽選会と餅投げの景品は例年の2倍!
丸一日楽しめるイベントなんですね。
イベント参加の予約は不要で当日8時から受付を行っています。
長袖、長ズボンで来てくださいね^^
(小林美鈴)
つちのこフェスタ 概要
■日時 2018年(平成30年)5月3日 受付:午前8時から
■会場 中川原水辺公園(東白川村神土902-5)
■参加方法 予約は必要ありません。当日、10時までに直接ご来場ください。
※「つちのこ捜索隊」への参加にはチケットが必要です(会場にて販売・当日券のみ)。
◆詳しくは東白川村の公式サイトをご覧ください。