レポドラ日記

知多市の梅まつりで"梅干し種飛ばし国際競技大会"

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愛知県知多市の佐布里緑と花のふれあい公園にお邪魔しました。
こちらでは現在「第27回佐布里池 梅まつり」開催中なんです。



星野さんにお話を伺いました。お忙しい中、ありがとうございました。

愛知県知多市の佐布里池は、佐布里ダムの調整池。
この池から知多市・東海市・阿久比町などに工業用水を供給しているそうなんです。

池の周辺はおよそ25種類5,400本の梅が咲き誇り、梅の名所として有名で、その数は愛知県下一と言われているとか。



今週末には満開を迎えようとしている梅ですが平日にも関わらず、たくさんのお客さんがいらっしゃってました。

例年、平均15万人ほどいらっしゃるとか。
昨年はなんと17万人も来場したそうですよ。

そんな佐布里池にはこの地域独自の梅もあるのです。
それが"佐布里梅"。



その名の通り"佐布里"の地名がついた、知多地区独特の梅の品種です。
で、元は明治初期に佐布里地区の農家さんが桃の枝に梅を接木したのが始まり、と言われています。

地元の方に深く愛され、また気候に合った知多特有の梅ということもあり、戦前には7,000本にも達した佐布里梅。
しかし、1959年の伊勢湾台風で大きな被害を受けたことや佐布里池のダム整備による水没などで、梅林はほとんど姿を消してしまったのです。

近年になり、この"佐布里梅"を復活させようという動きが高まり、地元の佐布里梅研究会が中心となって有志の人たちが再び栽培を進め、今では愛知県下一の梅林と言われるまでになりました。



3月11日(日)まで「佐布里池梅まつり」が開かれ、朝市や特設みやげもんコーナーが設けられたりとさまざまなイベントが行われます。

そのイベントのひとつが「梅干し種飛ばし国際競技大会」。



このイベントは2000年から開催され、2009年に一度はその歴史に終止符を打ちましたが、2015年に復活。

今年は今日3月4日(日)に開催予定です

競技大会は「ジュニアの部」「女性の部」「男性の部」に分かれ、それぞれ梅干しを食べた後の種を飛ばして飛距離を競います。
「国際競技大会」と銘打ってはいますが、ギネスブック申請などはないそうです(笑)。

…ということで!
わたくし松本も売店で佐布里梅の梅干しを購入し、チャレンジしました。



佐布里梅は果実の大きさが20~30gと大きめ。
梅干しおいしかったです。

肝心の梅干しの種飛ばしの記録ですが…



2mほど…(笑)

それぞれの部門で基準距離が設けられており、それを超えると賞品がもらえるそうなんですが、女性の部の基準記録は5m。
ううーん!皆さんなかなか飛ばしますね。私は足元にも及びませんでした(笑)。

基準記録自体が少し高めに設定されているようなのですが、ぜひ賞品を目指して参加してください。

他にもいろいろなルールがあり、飛ばした後に決めポーズをするというものもあるので、非常にユニークなイベントとなっております。



もちろん梅自体もとってもきれいですので、ぜひ足をお運びください。
梅干しの種も是非飛ばしに来てください(笑)。



また、ゆるキャラ"梅子ちゃん"のフェイスブックやインスタグラムもあるそうなので、こちらも合わせてチェックしてくださいね。
素敵な春の行楽を楽しんでください。
(松本結花)
 


第27回佐布里池 梅まつり
3月11日まで開催中
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