愛知県豊田市では今年、高校生が防火防災について学び、普及啓発を行う「豊田市高校生消防クラブ」を設立しました。
市内の高校に通う学生が、様々なプログラムを通じて防火防災の知識や技術を学ぶといいうもので、県内では初の試みです。
そこでCBCラジオレポートドライバーの松本結花が、クラブに参加している生徒に会うため、愛知県立豊田西高校へお邪魔しました。
1年生の野田さんと竹野さん、そして指導をしていらっしゃる鈴木さんにお話を伺いました。
参加している高校生は12校45名。
今回の中継では、そのうちのお二人に出演してもらいました。
高校生消防クラブとは、豊田市内の高校に通う高校生を対象に、将来防火防災の啓発活動に参加してもらう目的で、消防士から訓練を施してもらえるというもの。
若干ではありますが消防団員が減ってきているということもあり、将来を担う高校生たちに参加してもらい、興味や関心を持ってもらいたいとのこと。
具体的な活動は、年に計6回のカリキュラムがあり、これまでに3回を行われたそう。
今まではAEDでの心肺蘇生法を習ったり、酸素ボンベを背負って煙の中を動いてみたりとかなり本格的!
私も同じように酸素ボンベを背負わせていただきましたが、10kgもあるのでやっぱり重いんです。
これを背負って活動する消防士さんたち、本当に凄いですね。
他にもロープを使っての壁昇りや、壁から壁にロープを張ってそこを進んで行ったりと、なかなか貴重な体験をしているそう。
そんな訓練を受け、初めは先生に誘われてなんとなくで始めたものの、人を助ける大変さや、消防という仕事の大切さを知り、消防士の人がよりカッコよく見えるようになったとか。
これは高校生たちの将来が楽しみですね。
高校生消防クラブの活動にこれからも注目しましょう
(松本結花)