ロックの甲子園と呼ばれている『全国高校生アマチュアバンド選手権 TEENS ROCK IN HITACHINAKA 2017』(社団法人ひたちなか青年会議所主催)で、愛知県立旭丘高等学校(名古屋市東区)軽音楽部に所属するロックバンド「プランクトン」が、最優秀賞の文部科学大臣賞に輝きました。
そこでCBCラジオレポートドライバーの小林美鈴が、この「プランクトン」のメンバーに会いに行ってきました。
画像左から木村里彩さん(愛称・りさ)、川上葉南さん(はな)、小林、玉串一将さん(TK)梅木廉さん(にの)です。
全国高校生アマチュアバンド選手権とは?
全国の高校生バンドの頂点を決める大会です。
披露できる曲は自分たちで作ったオリジナル曲のみ。
中部ブロックでは100組もエントリーがあり、そこから絞り込まれた10組によりブロック大会。
さらに全国各ブロックの優勝バンドが集まって行われたのが全国大会です。
全国大会は、8月9日に国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)の野外ステージで開催されました。
観客のいる中で行われる、夏フェスのような環境だったそうです。
そんな中、見事優勝したバンドが、プランクトンなのです。
結成はいつ?
にの君が高校一年生の時にバンドメンバーを募集。
二年生でやっと今のメンバーが集まり、活動をスタートしました。
今日の打ち合わせから中継後までメンバーで楽しそうに話していましたが、仲が良いのが見ててよくわかります。
ちなみに、プランクトンの名付け親ははなちゃん。
頭の「プ」という可愛い音と、英語表記が多いバンド界であえてのカタカナでいきたい、という思いから決められたそうです。
プランクトンの魅力
プランクトンはオリジナルが8曲と、他のバンドよりも多い引き出しを持っています。
しかも作曲は、にの君とKTの2人が個別で行うので、2種類の味のある曲を演奏することができるという強みもあります。
顧問の吉田先生からも
「他にはない自由なパフォーマンスがプランクトンにはある!そしてバンドの才能がかなりある!」
と太鼓判です。
スタジオでの合わせ練習は毎日行っています。
高校生バンドで毎日できるところはあまりないようです。
もちろん自主練も欠かせません。
毎日の努力とバンド内でのコミュニケーションが、優勝の理由の一つなのかもしれませんね。
CDが即完売の超人気者
プランクトンはなんとアルバムを出しております。

CDを500枚作ったのですが、なんと1ヶ月で完売…!
うち100枚は2日で売れたそうです。
また受験のための休止ライブをした際は、ライブハウスから人が溢れるほどの人気っぷり!
「大学はバラバラになってしまいますが、これからもこのメンバーで続けていきたい」と絆を見せてくれたプランクトン。
今後の活動に期待ですね!

皆のサインも貰っちゃった!ありがとうね~!!
中継でももちろん演奏してもらいました!
(小林美鈴)
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