創業110年を超えた老舗のスイーツ
お話を伺ったのは今井総本家の鳥澤さんです。
今井総本家と言えば、明治39年創業。
西暦で言うと1906年ですから、もう111年も昔のこと。
名古屋の方には「天津甘栗」の老舗としておなじみですよね。
中国・河北省で収穫された栗を天津港から直輸入して作る「天津甘栗」は大須名物として今なお大人気。
すべての原料が自社製
その今井総本家の秋先取りスイーツが、純氷の「栗ミルクかき氷」です。
甘栗を販売している店舗に併設された「栗子茶屋」というお店で味わえる、9月までの季節限定メニューなんだとか。
しかもこれ、全ての原材料が自社製造なんです。
シロップはもちろん、純氷まで自社製造なんです。
甘栗と氷の関係
そもそも、なぜ甘栗屋さんで純氷を作っているのか?
愛知県小牧市に栗を保存するための冷蔵工場があるんですが、その冷蔵庫を活用するために氷を作り始めたのがきっかけなんだとか。
2日間かけて凍らせた純氷は、町の氷屋さんにも卸しているのです。
美味しい氷と、これまた美味しい甘栗があるなら、かき氷ができるのでは…!ということで、4年前から、かき氷の販売がスタートしたのです。
もちろん糖蜜と練乳、そして天津甘栗のパウダーから作られたという栗ミルクにもこだわりが。
とにかく大きい
中継でもいただいたのですが、まずはとにかく大きいんです!
食べきれるか心配でしたが、とーっても濃厚で美味しいので問題ありませんでした(笑)
しっかり栗の味がするのですがクド過ぎず、さっぱりと頂けます。
しかも中にはソフトクリームまで!!
金額は変わりますがソフトクリームなし、栗ソフト、バニラソフトから好きなものを選べます。
そして今年から新発売の「栗しるこかき氷」もいただきました。
こちらは栗の砕いたものが上に乗っていてホクホク感がすごい!!
どちらも美味しかったです。
大須に立ち寄った際は栗のかき氷、いかがですか?大満足間違いなしですよ!
(松本結花)