2020年東京五輪では、12年ぶりに野球が競技種目として復活しますね。
それを祝したプロジェクト「希望の木」が、現在進行中です。
そこでこれをお読み皆さんの協力が必要、ということで、CBCラジオレポートドライバーの小林美鈴が伺いました。
【募集】野球ボールで木を作るのです【ボール】
希望の木とは?
この「希望の木」、野球ボールで作るツリーなのです。
高さ8メートル。使用するボールは、なんと25,000個…
こちらが完成予定図。
LEDライトもつけるそうで、クリスマルツリーのようなワクワク感がありますね!
来年2月頃から作り始め、再来年に入る頃には完成予定だそうです。
主催者は?
制作者は台湾出身、ニューヨーク在住のアーティスト林世宝(りんせいほう)さん。
プロデュースは、WBC審判員のジョージ・サンティアゴさん。
野球のネバーギブアップ精神を!という思いから始まったそうです。
使用する野球ボールを台湾と日本で集めており、今回は日本でのボール集めの窓口を担当している瀬戸和江さんにインタビューしました。
瀬戸さんとこのプロジェクトの関わり
瀬戸さんと林さんの出会いは今から30年前。
なんと、お好み焼き屋さんでたまたま一緒に居合わせたことがきっかけ!
林さんの人柄を好きになった瀬戸さん、林さんの芸術活動を応援しようと思ったそうです。
これまでも、2005年に開催された愛・地球博に、林さんが使用済みのペン30万本で作製された凱旋門模型を出展された時にも、ペンを集めたり色分けしたりと、お手伝いをされたそうです。
ボール、どうやって集める?
瀬戸さんは普段は専業主婦。
家事の合間に自ら高校や大学に訪問し、ボールをもらえないか直談判するという体当たり作戦…
ご自分で資料を作成して訪問先にお渡ししているんです。
はあ~とっても大変そう…。瀬戸さん、何が一番大変ですか?
「今はね、暑いことですね!」
瀬戸さんは元気だ…
ボール集め、超大変
25,000個を2月までに集めないといけない瀬戸さん。
瀬戸さんの努力と、瀬戸さんを応援してくれる人たちのおかげで、8月21日までに集まったボールは852個!
み、道のりはまだまだ…
さらにボールを林さんのいるニューヨークまで送らないといけない!
こちらが寄付していただいた野球ボール。
野球ボールとはわからない…
ちなみに海外に送る際、土がついていると検疫でひっかかるそうで、どうやって洗うかも悩みのタネだそうです。
そこはネバーギブアップ精神でなんとか…
瀬戸さん「わはは!ネバーなくなりそうよ!」
やっぱり瀬戸さんは元気です。
完成した暁には
聖火リレーのように野球に親しみのある国を回り、最終地の東京五輪の球場で展示を考えているそうです!
ナゴヤドームにも飾れるといいな、と瀬戸さん。絶対見に行く!!
ボールの寄付、お手伝いなど何か応援したいなという方は、『丹野みどりの よりどりっ!』のメールフォームに連絡先を明記の上、送ってください。
瀬戸さんと、お手伝いをしてくだっている田口さんと一緒にお写真パシャリ。
皆様からの応援、よろしくお願いします!
(小林美鈴)
関連記事