レポドラ日記

名古屋市中川区産の白菜からアイスクリームを作る!?

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名古屋市中川区発祥の伝統野菜「野崎白菜」。
私たちが現在食べている白菜のルーツとなったとも言われています。

なんと、この「野崎白菜」を使ったアイスクリームが発売されたと聞いて、CBCレポートドライバーの清水藍が中川区へ向かいました。



お邪魔したのは、名古屋市中川区にあるダイヤチョコレートカフェ クオレダイヤ。
こちらで、原料に野崎白菜を使ったアイスが発売されています。
その名も「はくちゃんアイス」。



洋菓子フィレンツェ社長の小島祐助さんに伺いました。

幻の野崎白菜


およそ100年前、中国から白菜が伝えられたんですが、その当時の白菜は葉が広がった品種ばかりでした。

それを今のように葉が中に巻いてくるように改良をしたのが、名古屋市中川区の野崎徳四郎さん。
現在のように葉が巻いている白菜は、名古屋市中川区発祥なんです。

ぎゅっと葉が巻いていて柔らかいのが特徴で、生でも美味しい白菜です。
しかし、この柔らかさと瑞々しさゆえに、輸送時に傷がつくということでなかなか流通しないことから、今では「幻の白菜」と呼ばれているのです。

なぜ夏に白菜…


そんな伝統の野崎白菜を贅沢に使ったアイス、どんなものなのでしょう?
白菜というと冬のイメージがありますし、アイスの材料にしては季節外れにも思いますが、そもそもどうしてアイスを作ったのかを伺いました。



小島さんによれば、年間を通して野崎白菜をPRできる商品を開発していたから、とのことです。

これまでも野崎白菜を使った創作料理などでPRをしてきたものの、旬の11月から1月頃しか提供できず、残り9ヶ月は忘れられた存在になっており、それなら1年中、夏場でも楽しんで頂けるものを、ということで「はくちゃんアイス」が誕生したそうです。

いただきます




カップの蓋を開けると、白菜とも相性抜群のゆずのソースがお出迎え。



スプーンですくうと、下はほんのり黄緑色です。
これが牛乳ベースの白菜アイス。

んんんん…美味しい!白菜アイス正解です!!
中継ではたくさん頬張りすぎてしまいました(汗)

白菜とアイス、意外な組み合わせかと思いきや、爽やかな甘さとほのかな苦みがクセになりますよ。

購入はどうすれば?


「このアイスをきっかけに、伝統的な野崎白菜を多くの方に知って欲しい」と語られた小島さんです。

「はくちゃんアイス」は「はくちゃん祭り」に参加している中川区の10店舗や通販で購入いただけますよ。

ちなみに「はくちゃん祭り」は今年11月に行われる予定とのことです。
詳しくは「はくちゃん祭り」または「はくちゃんアイス」で検索してください。



この夏、爽やかでクセになる甘さの「はくちゃんアイス」、ぜひ味わってくださいね。
(清水藍)
レポドラ日記
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2017年08月17日16時44分~抜粋

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