タレントの北野誠は、美容室で新しく担当してくれた若い男の子に「やっぱり北野さんといえば心霊ですよね」と言われ、彼にその美容室で起こった心霊体験の数々を語られたそう。
日常の何気ない空間で、同時に何人かで見てしまう心霊現象が一番面白いと語ります。
12月2日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、北野誠がこのエピソードを振り返り、大橋麻美子とリスナーの心霊体験を紹介します。
一瞬で少年が…
冒頭の話をうけて心霊の体験談のメールが届きました。
「夫と息子と3人で、とある長野県の湖畔のホテルに泊まった時に、階段ですれ違った少年が一瞬で消えたことがありました。
びっくりしました。私が心の中で『見えてなかったことにしよう』と思った瞬間、後ろにいた息子が『消えた!人が消えた!』と騒ぎ出しました。
私も慌てたんですけど、息子の動揺を押さえるために『まあ、まあ、消えることもあるって』」(Aさん)
「ないよ!普通消えませんから」と怖がる大橋。
どう対応したらいい?
Aさんのメールはこう締めくくられます。
「よくわからない現象を共有してしまった時に、どう対処していいのかいまだに気になっています」(Aさん)
北野「これは言いようがないよね。親子3人で見たってことですね?すれ違った少年が本当に消えてしまったんでしょうね」
大橋「自分が見えていた時に、みんな見えてたかな?と思いますね。自分だけ見えてるのもイヤですよね」
不思議な体験を共有するというのは真実味があって怖いです。しかも、親としての落ち着いた対応もしないといけないのがつらいところです。
北野「この対応は正しかったですよ。『そんなこともある』は見えていたということですから。『消えたよ』に『うっそ!お前しか見えてない』ではトラウマになります」
確かに、自分だけ見えていることになると余計恐怖心があおられます。お母さんとしての対応は正しいです。
北野「『そんなこともある』、ようあることですね」
大橋「ないですよ!(笑)」
突然人が消えるのはほとんどないことです。
人形供養の話
この件から、人形供養の話を始まる北野。
「僕の知っている人形供養の話です。昔、家の中に置いていた日本人形の泣き声が聞こえるという話がありました。
その人形を正月明けに鎌倉で人形供養に持って行った。人形をお焚き上げして読経します。
その時、お寺さんが『いきますよ、手を合わせてください』と言ったら、悲鳴がキャーと聞こえた。その時のご住職の言った言葉が『まぁよくあることです』。
僕、この話大好きです。言いようがなかったんです。住職も慌ててはったと思うよ。みんなもキャーって言うたやん。そこで『よくあることです』。よくあることではないと思うけどね」
住職さんも内心慌てたかもしれないけど、落ち着いて対応しました。よくできた住職さんです。
(みず)
北野誠のズバリ
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2022年12月02日14時27分~抜粋