画面で指示されるセリフを話したり動作をするだけで漫才師を演じることができる「漫才カラオケ」なるものを名古屋大学大学院の研究チームが開発しました。
考案したのはプロの漫才師を目指す大学院生ですが、果たしてカラオケ気分で笑いを巻き起こすことができるのでしょうか?
12月8日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、パーソナリティの北野誠と大橋麻美子、シンガーソングライターの河原崎辰也が朝日新聞の記事を基にトークを展開しました。
話の後半では実は20年以上も前、すでにこのような漫才を楽しむゲームがあったという話へと広がっていったのですが、どのようなものだったのでしょうか?
漫才カラオケを考案
漫才カラオケを考案したのは、2021年からM-1グランプリにも出場しているという小松駿太さん。
漫才を演じるには台本を暗記し、間や抑揚などの表現技術が必要なため、一般人にとっては簡単なものではありません。
しかし、今回開発しているシステムではセリフや喜怒哀楽といった感情が画面に表示されるため、台本を覚えたりする必要がありません。
カラオケの採点機能で、音程を表すバーが出てくるのに似ています。
一方、M-1グランプリのエントリー数は毎年増え続け、今年はなんと11,521組。
プロでなくても参加できるため、大学生や親子などさまざまな一般の方もエントリーされています。
漫才を演じるには台本を暗記し、間や抑揚などの表現技術が必要なため、一般人にとっては簡単なものではありません。
しかし、今回開発しているシステムではセリフや喜怒哀楽といった感情が画面に表示されるため、台本を覚えたりする必要がありません。
カラオケの採点機能で、音程を表すバーが出てくるのに似ています。
一方、M-1グランプリのエントリー数は毎年増え続け、今年はなんと11,521組。
プロでなくても参加できるため、大学生や親子などさまざまな一般の方もエントリーされています。
漫才は健康に良い?
北野「自分たちで面白いことを考えることと、人前に出て緊張感を味わうのも良い経験で、ウケるとうれしくなるなど感情の起伏も激しくなるので、健康に良いと思います」
カラオケによって人前で歌う人が増えてアーティストの人口が増えていったのと同じで、もしかするとお笑い芸人の人口もさらに増えていくかもしれません。
小松さんはカラオケ店での導入を考えていますが、漫才だけではなくアニメのアテレコや落語の体験、プレゼンテーションの練習など、さまざまな展開も考えているとのこと。
カラオケによって人前で歌う人が増えてアーティストの人口が増えていったのと同じで、もしかするとお笑い芸人の人口もさらに増えていくかもしれません。
小松さんはカラオケ店での導入を考えていますが、漫才だけではなくアニメのアテレコや落語の体験、プレゼンテーションの練習など、さまざまな展開も考えているとのこと。
ゲームセンターで漫才!?
この記事を見て北野が思い出したのが、あるアーケードゲーム。
ますだおかだなど、北野と同じ所属である松竹芸能の芸人が実名で登場し、実際に相方を模した人形にツッコむ体感ゲームがあったそうです。
これは2002年に大手ゲームメーカーのナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)が開発したアーケードゲーム『つっこみ養成ギプス「ナイス★ツッコミ」』。
例えばますだおかだを選んだ場合、漫才中に発した増田さんのボケに対して、ペダルを踏んで相槌を打ったり、人形を叩く場所を選んで「なんでやねん」や「やかましいわ」などのツッコミをするというもの。
タイミングやボケに対するツッコミの内容が合っていないと、ゲームオーバーになってしまいます。
当時、北野は後楽園ゆうえんちで見つけてやってみたところ、意外と苦戦したそうです。
残念ながらこのゲームは思ったほど流行ることはなく、その前の年に同じくナムコが生み出した『太鼓の達人』の方は大ヒット。今もゲームセンターで人気を博しています。
(岡本)
ますだおかだなど、北野と同じ所属である松竹芸能の芸人が実名で登場し、実際に相方を模した人形にツッコむ体感ゲームがあったそうです。
これは2002年に大手ゲームメーカーのナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)が開発したアーケードゲーム『つっこみ養成ギプス「ナイス★ツッコミ」』。
例えばますだおかだを選んだ場合、漫才中に発した増田さんのボケに対して、ペダルを踏んで相槌を打ったり、人形を叩く場所を選んで「なんでやねん」や「やかましいわ」などのツッコミをするというもの。
タイミングやボケに対するツッコミの内容が合っていないと、ゲームオーバーになってしまいます。
当時、北野は後楽園ゆうえんちで見つけてやってみたところ、意外と苦戦したそうです。
残念ながらこのゲームは思ったほど流行ることはなく、その前の年に同じくナムコが生み出した『太鼓の達人』の方は大ヒット。今もゲームセンターで人気を博しています。
(岡本)
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