北野誠のズバリ

「そこそこ売れてる」サバ缶とチョコの意外な組み合わせ!

『北野誠のズバリ』の「聞きたい知りたいもらい隊」は、全国各地で人気のスイーツや話題の絶品グルメなどを紹介するコーナー。

9月27日の放送では、「チョコ味のサバ缶があるらしい」という情報を聞きつけ、岩手県釜石市にある缶詰製造メーカー岩手缶詰株式会社の営業部課長、阿部常之さんに北野誠が電話で直撃しました。

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サバにどんな味つけ?

岩手缶詰は昭和16年(1941年)に6社が合同で設立した会社で、今では缶詰食品だけではなく、冷凍食品やレトルト食品、ゼリーなども作っています。

さまざまな食品の製造を行っていますが、本当にチョコ味のサバ缶を作っていて、商品名は「『鯖チョコ』サバチョコレート風味」。

缶詰には「チョコレートの香りとコク 鯖の旨味」と書かれています。

北野も「これは…どんなチョコレート?」と想像がつかない様子ですが、実際にどのような内容なのでしょうか。

阿部さん「その名のとおり、チョコレート風味の鯖の缶詰なんですけども、1缶にカカオ65%のチョコをだいたい7gぐらい使用しております。
そのほかに清酒やみりん、あとは醤油を使用して味付けしております」

おやつで食べるようなミルクチョコではなく、カカオを多く含んで苦味のあるタイプのチョコのようです。

なぜチョコとサバのコラボが誕生?

サバとチョコ、普通は思いつかない組み合わせですが、どのようにして思いついたのでしょうか。

阿部さん「最近、魚離れが深刻なんです。その中でいかに魚に興味を持ってもらえるのか、話題になればと思って作った商品です」

スタジオにサバ缶が届いていますが、ここで実食。

見た目にはチョコがかかっているので、完全にチョコを使ったスイーツですが、実際のところどのようなお味なのでしょうか?

佐藤実絵子は「思ったよりサバ、チョコを感じない」と語り、松原タニシも「おいしいぞ、何か」と意外な様子。

ふつうのサバ缶にやや苦味がプラスされたようで、これがチョコの効果のようです。

一時期、カカオの含有量が多いチョコレートが健康法としてブームになりましたが、魚もカカオの多いチョコも両方、身体に良い効果がありそうです。

実際の評判は?

発売して2年ぐらい経ちますが、阿部さんによれば実際に購入した方の反応は「悪くないです」「意外とアリかもしれないです」「食べるのに勇気がいる」などだそうで、やはりマイナスからのスタートのようですが、「予想以上に良い」という評判のようです。

通常のサバ缶よりは若干高いそうですが、売り上げとしては「そこそこ売れている」そうです。

意外な組み合わせから手が出しにくいですが、チョコレートということで、バレンタインに売り上げが上がることもあるそうです。
プレゼントにあげてみると「食べてみたら意外とおいしかった」という感想をもらえるかもしれませんね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年09月27日14時13分~抜粋

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