北野誠のズバリ

同性の後輩を好きになってしまった28歳男性。「告白すべきか悩んでいます」

8月25日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、「大人相談室」のコーナーでは、「同じ飲食店で働く同性の後輩を好きになってしまった。自分はバイセクシャルかもしれない」というAさん(28歳)のお悩みを取り上げました。

告白をするべきか、仲の良い友達の状態を続けるべきかでお悩みのAさんに、北野誠がアドバイスを送ります。

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ツンデレの後輩にメロメロ

Aさんが好きになった職場の後輩は、1歳年下の27歳。

初めて彼女ができた数年前に、「人を好きになる」という感情を初めて知ったというAさん。今、後輩に感じている気持ちは、その時の感情と同じだと気づいたというのです。

幼馴染の5人組とグループ通話をしていた時に、「好きな人ができた。男の子なんだけど」とAさんはカミングアウトしましたが、友人たちから「実はお前にそういう気があると思っていたよ」と返されてしまいました。

友人たちはAさんについて、以前から「他の人と違う。ゲイかもしれない」と思っていたというのです。

ツンデレの後輩はAさんに冷たい態度を取ったかと思うと、「仕事で異動になっちゃうかも」と伝えると「一緒にいてくださいよ」と懇願してくることも。

そんな後輩の態度に、「俺が勝手にもてあそばれてる状態」と笑うAさん。

姉もバイセクシャル

実は、Aさんの姉もバイセクシャル。高校生の時にそれとなく告げられてはいたものの、最近になってはっきりと「彼女ができた」と言われたそうです。

姉に同性の後輩を好きになってしまったと相談したところ、「最初はそういう感じよ」と理解を示してくれたといいます。

「ツンデレ系の後輩に、言うのもどうなんやろな」と告白については慎重な北野誠に、「自分も皆さんと同じくらいのメンタリティーというか」と納得のAさん。

北野「言ったものの、めっちゃ気持ち悪がられたりとか、いきなり無視されるのも辛いもんね」

Aさん「自分も恋心に気づいてガッカリしちゃった部分もあったんですよ。今まで通り友達でいたいのに、俺が勝手にこういう感じになっちゃって、気まずくなるのは嫌だなって」

新宿二丁目ゲイからのアドバイス

そんなAさんに、北野が告白する場合のシチュエーションを提示します。

北野「例えば飲みに行った帰りに、自然とキスしたなら言うてもええかもしれんけど」

これは、北野の知り合いの新宿二丁目のゲイからの受け売りです。

そのゲイの人によると、「相手がゲイかどうか、だんだん見極めが付くようになる」というのです。

北野「全部当てはまるとは思わないけど。後輩と飲みに行ってて、自然となんとなくそうなったら、わかるんじゃないかなと思うねんね」

この見極めが、告白のタイミングになるかもしれないと北野。
 

「好き」が止まらなくなる瞬間

後輩と「これまで通り仲良くしていけたら」と思っているため、今すぐの告白は考えていないというAさん。

しかしたまに「好き」が止まらなくなる瞬間があって、そんな時は自分の中で「ウワー!抑えろ抑えろ、我慢しろ!」となってしまうといいます。

実は北野は、1990年代の別冊『宝島』「ゲイの世界」で、好きなタレントの第7位にランクインしたことがあります。

北野「6位は清原選手やったからね。どういう基準やったんやろ」

実際、北野は「ゲイの人にめちゃくちゃモテる」んだとか。

微妙な距離感を楽しむ

そんな北野はAさんに、「ここは微妙な間合いを楽しんだ方がいいと思うよ」とアドバイスを送ります。

もし後輩もバイセクシャルなら、Aさんの気持ちに気付いたどこかのタイミングで乗ってくるだろうというのです。

北野「告白して、周りに言われるのが一番困るからね」

Aさん「それはちょっと気まずいですよね」

北野はAさんに、後輩との微妙な距離感を楽しみながら、自然な成り行きを待つのはどうかと伝えました。

「自分でも戸惑ってます」

北野「男女間でも、自然と恋人になるときはなるやん。無理やりお願いする世界じゃないからね。A君は冷静になっておいた方がいいと思いますよ」

Aさん「イレギュラーすぎて、自分でも戸惑ってます(笑)」

北野「普通の恋愛と同じでモヤモヤしてると思うよ。まさに恋愛や。様子を見ようか、少し」

「“なるときにはなる”ので、そこまで動きすぎないようにした方がいい」と結論を出した北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2022年08月25日14時13分~抜粋

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