『北野誠のズバリ』の月曜レギュラー、ITジャーナリストの井上トシユキは、番組内でよくダジャレを飛ばしては、パーソナリティーの松岡亜矢子が横で苦笑するという状況がよくあり、ある意味、月曜の名物となっています。
その井上が、11月17日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に出演。
IT関係のニュースを中心に解説していたのですが、番組内の様子に対し「いつもの感じと違う!」という意見が番組宛てに寄せられました。
約30年前のラジオ番組
その伊集院さんについてですが、かつてレギュラー出演していた昔のラジオ番組の話へと展開。
「井上さん、伊集院さんのラジオに出演した際ダジャレを封印して、ITジャーナリスト『みたいな』ことをしていたという話題がありましたが、そんなに気遣いしなくていいですよ。
伊集院さんは30年以上前ですが、20代前半の時にCBCラジオの『CREATIVE COMPANY 冨田和音株式会社(トミカン)』で、1年間副社長(という番組内の設定)で出演していました。
トミカン(冨田和音)さんは社長でメインパーソナリティー、伊集院さんが担当する『伊集院光本部』では、それはもうえらいことやってましたよ。
その頃の詳しいことは、当時ラジオに出始めたばっかりの戸井(康成)さんに聞いてください。
勝手に集まってきた中高生リスナーをスタジオに入れて大騒ぎ。インチキ通販コーナーをはさみ込んだり、冷やし中華にかける酸っぱい汁をドラム缶サイズにとか」(Aさん)
今では苦情殺到で不可能な企画
さらにこの番組では、今では実現不可能な企画もあったのだとか。
おたよりの続きです。
「伝説の『ゴジラ回』では、番組時間の21時から夜中の24時40分いっぱいを使って、名古屋港に上陸したゴジラが栄方面に迫ってくる様子を、ゲストを巻き込んで実況。
中継に出た戸井さんは、ゴジラに踏みつぶされながらレポートする。
今やったらSNSで大炎上、BPO案件、苦情や爆破予告がCBCに殺到するレベルのことをやってました。
CBCラジオで無茶をしていたレベルのことを考えれば、(井上がダジャレを飛ばしても)大丈夫ですよ」(Aさん)
さまざまなラジオ番組の企画を生んできたことでも知られる伊集院さんですが、東海地区でもこんな企画をされていたんですね。
ダジャレが言えない事情!?
「ダジャレを飛ばしても大丈夫」という意見に対し、井上はやや消極的。
井上「残念ながら、カツカツなんですよ。そんな余裕ないんです。
ほぼその場で決めたニュースから解説をするんですよ。時間も10分あったかないかなんで、ダジャレをはさむスペースがないんですよ、単純に」
北野「そこを何とかがんばっていただいて…」
そして、少しだけ本音が漏れ出てきました。
井上「ふざけられるもんなら、ふざけたいけど、ホンマにカツカツなんです」
松岡「3時間とはまたちょっとわけが違いますよね」
北野「(ニュースコーナーの)そこだけ全集中と。鬼滅の刃並みに集中してやらなアカンということですね」
まだ番組に定着していない状態でいきなりダジャレを出すと、「ITジャーナリストの人がなぜ、ダジャレ?」と困惑する人が出てきそうなので、あと20回ぐらい出演すれば、もしかしたら東海地区だけではなく、関東地区でもダジャレが聞けるかもしれません。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2020年11月30日13時26分~抜粋