11月9日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「迷った、迷いました」。
「今日は何食べる?」といったささいな選択から、受験校や就職先などの重要な選択まで、人生は迷いの連続ですが、ある話題をきっかけに、今の結婚相手を選ぶのに迷ったというエピソードにおたよりの内容が集中。
パーソナリティーの北野誠と松岡亜矢子、ITジャーナリストの井上トシユキが、そんなおたよりを紹介しました。
破談になったらデート代を精算!?
エピソードが結婚相手の選択に集中したきっかけの話題とは、Web情報サイト『東洋経済オンライン』に掲載された、「交際終了で『デート代半額請求』のリアル」という記事。
マッチングアプリで女性と知り合った男性が、デートで毎回食事をおごっていましたが、3回ほどデートした後、女性から距離を置きたいと連絡したところ、男性から「それならもう付き合いは止めますので、これまでに使ったデート代の半額を振り込んでください」との連絡があったとのこと。
最近の若いカップルは、男女ワリカンが一般的と言われているものの、いったんおごったものに対して、後から請求するのは、何だかカッコ悪いイメージがします。
ただ、恋愛関係になってデートしているのではなく、婚活は男女イーブンの立場なので、破談したら女性が半額負担するのは当たり前ではないかという意見も。
この記事の話から、結婚相手を選ぶ時のポイントについて、話が広がっていきました。
突如訪れたモテ期
今の旦那や奥さんを見て、ふと「なぜ、この人を選んだんだろう?」と思ったことはあるでしょうか?
「私のモテ期は26から29。30までに結婚したいと思っていて、当時3年半付き合っていた彼氏は彼のお母さんも公認で、当然その人と結婚するはずの流れでした。
だけど、神様は私に選択する機会を与えたのです。
当時、『彼氏がいても付き合って欲しい!』と言ってきた男性が2人現れました。
1人は顔は中の上。職場に出入りしていた人で高収入。自分の夢がありスポーツマンで、さりげなく家族やペットを写真で紹介されました。
もう1人は身長は私と同じぐらいで、顔は中の下。実家は芦屋だったけど、早くから家を出て1人暮らしをし、生活力にあふれていて、私と付き合いたいと猛アタックしてきました。
当然、2人には『私には彼氏がいる』と伝えたんですが、若い時は映画みたいな展開にあこがれるもんですね。
2人の話を聞いていたら、今までの彼氏が普通に見えてしまいました。
悩んで迷って親友にも相談して、結局、生活力にあふれる芦屋から出てきた猛アタックの男と結婚してしまいました。
結果は大ハズレでした…。そして離婚。あの時の迷いは、その後の私の人生を変えました。
その後いろいろありまして、今の旦那と一緒になったのですが、人生はあまり迷い過ぎない方が良いのかもしれません。まあ、今は今で幸せだから良いんですけどね」(Aさん)
Aさんの場合は、今は幸せなので良かったのですが、今も「あの時、あの人を選んでいたら…」と考えてしまう人もいるかもしれませんね。
良い縁談と思いきや…
お見合いで結婚を決意するポイントというのはいろいろありますが、逆に思ってもみないことで断るポイントというのもあります。
「私の妹が結婚しないまま、そろそろ30になろうかという時期に来た見合い話。
歳は2つ上、公務員で長男、見た目もまあまあ。とりあえず1回会ったところ、お互いに好感触で、これはまとまるかなと思っていたら、誰よりも妹の婚期の遅れを心配していたはずの母が、なぜか反対して話が流れました。
後日母に『結構良い話だと思ったのに、何故断ったの?』と聞きますと、見合い相手があいさつに来た時に持ってきた手みやげの箱菓子を開けようと包装紙をめくったら、中に『御仏前』と書かれたのしがかかっていたそうです。
縁談なんて大事な時に、先日亡くなったお婆さんのご仏前に飾られた箱菓子を、そのまま家から持ってきおって使い回す。そんな家じゃ娘が大事にされるとは思えず、迷いに迷った末、妹に断るように言ったそうです。
幸い妹はその後良縁に恵まれて、今は幸せに暮らしてますが、母の決断は正しかったのでしょうか」(Bさん)
手抜き、失礼にも程があるというところで、これはさすがにドン引きですね…。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2020年11月09日14時22分~抜粋