北野誠のズバリ

プロポーズをしたいが借金を抱えたまま…いったいどうすれば

9月20日の『北野誠のズバリ』のおたよりテーマは「教えてください」。
その中で「借金を抱えたままプロポーズをする予定」という男性からのメッセージを寄せられました。

パーソナリティの北野とITジャーナリストの井上トシユキ、金曜アシスタントの片山淳子、さらにリスナーたちが、この切実な悩みに意見をぶつけ合います。

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結婚か借金返済か

まずはAさんからの「教えてください」のメールです。

「結婚を考えている彼女がいます。近いうちにプロポーズする予定ですが、実は私、いま何百万かの借金をしており、カードも使いすぎて、今の生活がいっぱいいっぱいです。

でも彼女の方は結婚する気満々です。借金をもっていることを伝えると別れるかもしれないと心配で、彼女にも誰にも相談してない状態です。
結婚したい気持ちはありますが、借金返すまで結婚しない方がいいでしょうか?」(Aさん)

なかなか深刻な問題です。

親に頼れ

Aさんに即答する井上トシユキ。

「自分の親御さんを頼ってください。親御さんに正直に話して、借金を帳消しにしてからの方が絶対いいですよ」

北野「もしそれができないのやったら、ある程度、借金を圧縮してからプロポーズする。後で督促状とか家に来たら絶対もめる」

片山淳子は女性の立場から、「先にちゃんと話した方がいいですよね」とアドバイス。これに対して井上は…。

井上「相手にはギリまで言わない方がいい。自分の親しか頼れないですよ。たとえ露見しても、そんなにもめへん程度のところまでもっていかないと」

北野は「100万以下とか、50万くらいならまだいい」と補足。

井上「お金にだらしないと思われたら後々響くから」

それでも、片山は「借金をなんでしたか知りたいな~」と言いますが…。

井上「そうなるやんか。そうなったら落としどころなくなるもん」

北野「だから自分の親の頼ってキレイにした方がいい」

確かに、北野や井上の言うように親に清算を頼むのが一番ですが、それができない時はどうすればいいでしょうか。

自営業を始め完済

Aさんの相談に対して、リスナーから自身の体験談が寄せられました。
最初の方は、「言わないまま結婚」した方です。

「私の場合、結婚前に400万円の借金がありました。当時給料も少なく、カードや消費者金融で借入していましたが、月十数万の返済がありました。

当時の彼女は結婚したくてしょうがない状態でした。私もこの先一緒にいても堅苦しくない相手が現れる可能性もないので、思い切って結婚することにしました。

収入アップをはかるために、今までの知識を利用した自営業を始め、嫁に隠れながらコツコツ返済しました。
業績の波もありましたので、何度か嫁に打ち明けようかと思いましたが、踏みとどまり、数年前、無事返済終了いたしました。

今は結婚16年目、こどもも産まれ平穏な日々を過ごしておりますが、頑張った甲斐があったなと思います」(Bさん)

井上「それまで心苦しかったと思うんですよ、この方も。心のストレスが半端なかったと思うな」

北野「言うに言えないしね」

Bさんは、借金があると言わないまま黙々とひとりで返済をすませました。さぞや大変だったことでしょう。

嫁さんが立て替え

次の方は、「結婚前に言った」方です。

「借金を抱えたまま結婚した僕の現状をお話します。僕は嫁さんに正直に話しました。『これから生活を支えてもらうんだから』と言って、嫁さんは借金を立て替えてくれました。

それから結婚して20年、ほとんど休むこともなく馬車馬のように働いて、さほど不自由のない生活を提供させてもらっているつもりですが、今だに借金のことは言われますね。

もちろん家計は奥さんに握られ、家のお金に触ることはいっさい許されません。
借金を抱えたまま結婚するとこのような感じになるのを、ご参考までにと思いメールいたしました」(Cさん)

片山「みなさんの経験からやから貴重ですね」

北野「いろいろあるねんね」

20年間、家のために馬車馬のように働いたCさんも立派です。

借金があってこれから結婚することを迷っている方もいると思いますが、参考になったでしょうか。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2019年09月20日14時56分~抜粋

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