北野誠のズバリ

クマに遭遇した時の対処法。ポイントは「クマに入れ切る」!

10/1放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「怖かった!」。

リスナーから寄せられた、「暗闇でイノブタ&イノシシに遭遇した」という恐怖体験から話が発展し、北野誠がクマと戦う時の極意を授ける流れとなりました。

さらにこの戦法を裏付ける証言も次々に飛び出して…。

果たして、北野は本当にクマと戦って勝利することができるというのでしょうか。

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「僕はできます」

「私は豊田市の山間部に住んでいますが、夜遅くに彼女と帰宅した時です。何がが擦れるものすごい音が暗闇から聞こえ、何事だと音のする方を見ると、田んぼの中から半端なくデカいイノブタが、街頭に照らされ現れました。
離れていても、あまりの大きさに、私のキャン玉はキュッとなり、非常に怖かったです。

別の日の夜にワンコの散歩をした時、民家の横から音がしたので、住民の方がいると思い挨拶しようとすると、こどものイノシシが走り去るところでしたが、近くに親がいるとヤバイと思い、張り切って吠えるチワワを小脇に抱え、その場から立ち去りました。

突然暗闇で野生生物に遭遇すると、めっちゃ怖いですよねぇ。
誠さんならヒグマをグーパン一撃で退治できますよね?」(Aさん)

突然振られた北野誠、なぜか「僕はできます」と即答です。

松岡亜矢子が思わず「できるんかい!」とツッコミますが、北野は「ええか、みなさんに言うときます」と、いたって真面目。

侵入してくる異物は噛めない

「ええ季節になって、山登って、これから冬眠しようとしてるクマに偶然出会った時に。死んだふりは無理です。"クマよけ鈴"言うてますけど、あれによって普通の人間が食べ物を持ってると思って寄って来るクマも出てきたので」

クマの賢さに驚く松岡。

ここで北野が、本州に生息するツキノワグマとの戦い方についてのレクチャーを始めます。

「相手がもし突っ込んできよったら、相手の口の中に手を入れることです」

「ガブッていかれません?」とリスナーの思いを代弁した松岡に、北野は「どんな動物でも、進入してくる異物を噛むことはできないんです」と断言。

ここまではよかったのですが…

「だからといって、そんなことのできる勇気はまずないでしょう。僕もできないと思います」

頭では分かっていても、結局その場になったら怖気ついてしまうだろうという北野の発言に、苦笑するITジャーナリスト・井上トシユキ。

紀州犬にも有効

この後、「クマの口の中に手を入れる」という戦い方が正しいことを裏付ける証言がリスナーから寄せられました。

「怖かったのは、近所の犬に噛まれた時ですかね。
当時飼っていたヨークシャーテリアを散歩させていたら、向こうからやってきたのは紀州犬でございます」(Bさん)

北野「猟犬ですから、クマ追いの犬と言われている」
井上「狼に一番近い」

「双方オスなので、ケンカになるとウチが勝てるわけもないので方向を変えようとしたら、気の付いたウチのヨークシャーテリアが向かって行こうとして引っ張り、首輪がスッポリ抜けました。

走って向かって行ったのを追いかけ、すんでのところで間に合って抱き上げたら、紀州犬の方がわたしの太ももにガブッときて、すぐに抱き上げて私の右手をガブッ。

それまで2回ほど噛まれていますがいずれもメスで、やっぱりオスのハウンドドッグ・狩猟犬は違います。

飼い主が引っ張ろうが叩こうが離さないし、そのまま押し倒されて引きずられそうになり、飼い主のおっさんに『引っ張らんといて!首を押さえて!』と怒鳴り、犬の口の奥に腕を押し込んで…」(Bさん)

ここで「ああ!」と大声を出す松岡。
先ほどの北野の「クマとの戦い方の極意」を思い出した様子。

「ほら見てみろ!さっきのクマ退治は!口の中に侵入している異物は噛めない!」

再度自信満々に発表する北野ですがやはり、「そこまで勇気がない」と続けます。

「押し込んだら、やっと離してもらえました。足は3針、手は3針、10か所縫いました。
あれからしばらくは犬恐怖症になりまして、怖かったです」(Bさん)

「クマに入れ切る」

「クマの口に手を入れる件なんですが、獣医さんに犬の薬の飲ませ方を教えてもらいました。犬の口をパカッと開けて、手首まで口の中に入れて、奥に入れ込むというやつでした。

やってみたけど、獣医さんに『奥まで入ってないね』と言われたけど、誠さんの言う通り、犬はワウワウと口を開けたままで、入れると絶対に噛んでこなかったです」(Cさん)

「これは人間でも絶対に、噛むっちゅうのは難しいですよ」と北野。

「中途半端なところまで入れるから噛まれるんです。入れ切らなあかんのです。そうすると、ツキノワグマと対決した時に自分の顔もクマの体重をかけてぐっと入れなアカンから、相当な勇気がいりますよ」

考えただけで恐ろしい話です。

「クマに入れ切る」というパワーワードに、激しく動揺する松岡。

北野誠VSツキノワグマ

北野「クマの口の中にこぶしを体重をかけて入れこむっていう作業は、非常に勇気が要ります」
井上「座ってハチミツ舐めてるプーさんじゃないですよね」

北野「やる気満々のツキノワグマを足払いして、こかして、上に体重乗せなあかんから。そんなことはなかなか」
井上「クマ殺しのウィリーですやん」

"クマ殺し"の異名を持つ格闘家、「ウィリー・ウィリアムス 」の名前まで出してきた井上。

これは獣医さんから聞いた話で理論的にはわかっているものの、実践したことはないという北野。

「まっ、"実践ラジオ"としては1度どっかでやってみる可能性もあるかなと思いますけど」と、まとめた北野でした。

番組内で「北野誠VSツキノワグマ」が実現する日も近い?
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2018年10月01日14時57分~抜粋

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