北野誠のズバリ

お祓い推奨!北野誠&松原タニシも驚愕したリスナーの金縛り体験

お盆と言えば怪談です。8月14日の『北野誠のズバリ』ではお盆の怪談特集。

何せメインパーソナリティは心霊経験豊富で『おまえらいくな。』シリーズ(竹書房)でおなじみの北野誠。
さらに火曜レギュラーは『怖い間取り』(二見書房)が大ベストセラーとなっている"事故物件住みます芸人"の松原タニシです。

一方、もうひとりの火曜アシスタントで元SKE48メンバーの佐藤実絵子にとってはたまりません。
あまりにも気の毒な展開となりました。

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佐藤実絵子の謎の咳

この日、佐藤実絵子は本番前から非常に咳き込んでいました。
先週の水曜日にも、北野誠が怪談噺のさわりをしただけで、アシスタントの大橋麻美子が咳き込んでしまいました。

北野が行う怪談のライブでも、感受性の強いお客さんは咳き込んで気分を悪くしている人がいるそうです。

「何かちょっと、いつもと違う感じがしますよね」と言いながら首の後ろをさする佐藤。
それに対し「実絵子ちゃん、いま首の後ろ触ってるでしょ?『霊は盆の窪から忍び寄る』と言われてるんで、そこさえ冷やすか温めとけば大丈夫です」と言う北野。

「盆の窪」(ぼんのくぼ)とは、首の後ろの中央のくぼんだ場所のことです。

他にも咳き込む人がいる

北野の人気ホラーシリーズ『おまえらいくな。』の鎌倉泰川監督も、ロケ現場で何かを感じると咳き込むんだそうです。
「監督が咳き込み始めたらヤバい」という、ロケチームの妖怪アンテナ代わりなんだとか。

「咳って何でしょうね?」と素朴な疑問を口に出す佐藤。
「この間、中山市朗さんの、大阪のオールナイト怪談ライブに僕と三木大雲和尚がゲストで呼ばれたんですけど、やっぱり終わった頃に咳き込んで気分が悪くなっている女の子がいました」と北野。

三木和尚がお祓いをしてあげて、気を送り直して帰してあげたそうです。

「アフターケアもしてましたけど、ホンマ咳き込んでましたね」と言う北野に、「なんでだろう?」とまだ疑問が解けない様子の佐藤。

ここで松原タニシが「食べる時でも異物が混入しないように、咳き込んで吐き出すじゃないですか?」とフォローします。
佐藤の謎の咳は、異物として吸い込んだ北野とタニシの悪い気を自助努力で祓おうとしたのかもしれません。

リスナーの驚愕の金縛り体験

番組にはリスナーからも恐怖体験が多数寄せられました。

「今は年に数回しか金縛りにあいません。タニシさんに会わざるを得ない時は数珠など可能な限りの対策もしております。そういう私は"金縛り体質"でございまして、高校生の頃、ほぼ毎晩毎夜金縛りにあっておりました。
でも一年間通じて、生首が宙に浮いていたなどという本当に怖い金縛りは二、三度だけです」(Aさん)

番組のイベントには松原タニシが出演することもあります。
"金縛り体質"のリスナーが参加する場合はハードルが高くなるようです。

タニシ「二、三度あるんや。生首が宙に浮いてる金縛りってレアですよね」

Aさんには出演者に聞きたいことがあるそうです。

「今も年に10回ぐらいは金縛りがあるんですが、そんな中、金縛りの最中に獣のような匂いと気配を感じることがあります。左の耳辺りでなんか獣のような臭い息のやつがよだれをダラダラ落としながらハアハアと息をしてる気配がすることがありますが、こういう金縛りは他の人でもよくあることなんでしょうか?」(Aさん)

タニシ「めっちゃ怖いっすね…」
北野「これは金縛りの域を超えてます…」

どうやら芸能界でも百戦錬磨のふたりをもってしても、Aさんの金縛りはレアのようです。

高槻の阿闍梨の森

「タニシが顔認識しなくなったきっかけから話した方がいいかもしれません」と話し出す北野。

「顔認識」とは、カメラで写真を寄る時、自動で顔を判別してピントを合わせてくれる便利な機能です。ところが松原タニシが画像に収まった場合、この機能が無効化されてしまうのです。
そのきっかけとなったのは…

大阪府高槻市に「阿闍梨(アジャリ)の森」という森があります。
高槻市のホームページによれば、古代には大河内直味張(おおいこうちのあたえあじはり)という豪族が住んでいて、これにちなんで建てられたのが歩人山稲荷神社(ぶにやまいなりじんじゃ)だそうです。この稲荷には社務所はなく、年に2回祭りがあるだけ。

その裏に色んな神様の名前が書いてある石塔が山のように積んであるそうです。
この石塔、元は町の四つ辻なんかにあって結界を張っていたというもの。それを村人たちが持ってきて集めたんだそうです。

御神木には注連縄も張ってあるんですが、その昔、何と御神木に縄をかけて、石塔の上からポンと足を出して首を吊った人がいるそうです。

顔認識がなぜか膝元へ

そこへ『おまえらいくな。』のロケで立ち寄った北野、様々な心霊写真を撮影したのだそうです。

「僕の横に金色の狐の顔をしたような女の人の顔が写ってるとか。すごい光の乱反射とか。
大槻ケンヂって目のとこに十字あるでしょ?あんな感じで僕の目から血の涙が出てる写真とか。僕の身体が透けて見えて、後ろに神様の石塔が見えたんです」と北野。

「ジオングみたいになってましたね。下半身がもうない」とガンダムで例えるタニシ。

北野はその後のロケで、松原タニシをこの「阿闍梨(アジャリ)の森」に連れて行きました。

「御神木の自殺したと言われる辺りで、ずっと写真を撮っておりましたら、僕は顔認識するんですが、タニシは全く顔認識しないんです。タニシはずっと膝元に顔認識してるんです」と北野。

「ところが、御神木の横に立つと顔認識するんですよね。あれ不思議やったですよね」とタニシ。
この時、前述の鎌倉監督はゴホゴホと咳き込みながら「タニシ君が顔認証しないんですよ」と、言っていたそうです。
そこで次の日、タニシを京都の天津神社に連れて行くことにしました。

天津神社は北野誠にとって非常に縁の深い神社。
串の表裏に短い言葉が書いてあるだけのおみくじが非常によく当たり、北野もいざという時に訪れる場所です。

待ち合わせた大阪駅に現れたタニシは、震えながら一枚の写真を見せて来ました。

タニシ「ちょうどその日の朝、玄関先に置いてた盛り塩がパッシャーって潰されてましたね」
北野「天津神社に行く日の朝。タニシの玄関先に二つ置いてあった盛り塩が獣のような四つ足にグッと踏まれた写真なんです」
タニシ「あれは気持ち悪かったですね。異変が起こってくる、それが始まりですね」

タニシ、霊能者も呆れるほどの憑きっぷり

北野はタニシを天津神社のさっちゃんという霊能者の元に連れて行きました。

さっちゃんの第一声は「誠さん、エライもん連れて来たねえ。誠さんと一緒やなかったら、ここには入られへんかったのに」というもの。

「言われましたね」とタニシ。

さっちゃん曰く「タニシには獣が憑いている」そうです。
最初は一つ憑いているだけだったものが、どんどんいろんなものが憑き過ぎて、混ざり合い、最終的に獣になっているんだとか。

アドバイスはお祓い

「四つ足の獣の顔の高さは膝。だからタニシの顔認識は全部膝に来る。ということを考えるとAさん、お祓いは行かれた方が良いですよ」

Aさんにアドバイスする北野。
「凄いラジオですね。冒頭からかなりヘビーなお話をしてます」とタニシ。

「いろんな金縛りの話を聞いたことありますけど、獣がよだれを垂らしてるような金縛りなんて聞いたことがないです。
僕も読んだ時に、ええっ?こんなことが世の中にあるのか!と思ったぐらいでございます」

このようにおたよりへの回答を締めた後…

「それではいつものように楽しく始めていきたいと思います」と言う北野誠に、「楽しく始められないんですけど…」とおののくばかりの佐藤実絵子でした。
(尾関)
北野誠のズバリ
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2018年08月14日13時00分~抜粋

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