CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トーマスの箱」は、音楽を起点に情報やニュースを届けるコーナー。
5月20日の放送では映画の主題歌、米津玄師さんの「M八七(ハチジュウナナ)」に乗せて、話題の映画について語りました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーからの投稿を紹介していきます。
「M八七」に対抗して
「話題の『シン・ウルトラマン』(企画・脚本・総監修:庵野秀明/監督:樋口真嗣)観てきました!
ネタバレなことは言えませんが、初代のウルトラマンを体験している人と、長澤まさみファンには堪えられない内容だと思いますよ。
エンディングで流れる米津玄師の歌がたまりません。タイトルの『M八七』には絶句です。つボイさんも対抗して『T六九』を作るべきだと思いますよ!」(Aさん)
Aさんはミュージシャンでもあるつボイに、つボイが大好きな数字「69」で曲を作ってはと提案します。
モザイクがかった「T六九性雲」
「どこの星雲や?それは」と笑う小高に、「性雲」と答えるつボイ。
小高「(笑)いやらし~い形をした雲。ものすごくいやらしい」
つボイ「もう、モヤモヤモヤモヤしとるんですよ。天体望遠鏡で見るとモザイクがかかっとるんですよ」
つボイの「T六九性雲」は、どうやらR指定のようです。
小高「どんな正義の味方がやって来る?そこから」
つボイ「正義の味方は『性技』の味方です」
ノリノリのつボイを「これ以上設定を深めなくてもいいです!」といさめる小高。
ネタバレ大歓迎の理由
大ヒット中の『シン・ウルトラマン』ですが、SNSなどネット上では原典絡みの小ネタも含め、いわゆる「ネタバレ」も多数書き込まれています。
「できれば初見で100パーセント楽しみたいタイプなんです。なので推理もの以外はネタバレ大歓迎なんです。低い評価や悪口でもいいです」(Bさん)
つボイ「『あの悪い評価はここのことか』『良い評価はこれは確かに』ということを、いろいろ噛みしめて見ることが好きなんです」
小高「織り込まれた小ネタとか、うっかり見過ごしてしまって。教えてくれてたら『これか!』って思えるけど。『そんなシーンあった?』みたいになると、ちょっともったいなかったかなって思う時がある」
「今週末『シン・ウルトラマン』を観に行くのですが、できる限りネタを拾ってから望むつもりです」(Bさん)
映画を一度で楽しみ尽くすため、ある程度ネタバレを頭に入れておいた方がいいという考えもあるようです。
ナナちゃんのコスチューム
「『シン・ウルトラマン』観てきました!ストーリーはさておき、頻尿の私がトイレに行くことも忘れるほど、あっという間の展開で、とても面白かったです」(Cさん)
つボイ「この程度やったらネタバレではないですね」
小高「ネタバレじゃないもん、それは。ネタバレをしてるのは、この人が"頻尿"というところだけです(笑)」
「名古屋駅の109シネマズで観たんですが、何よりも感動したのは、名鉄にいたナナちゃんの『シン・ウルトラマン』のコスチューム。
素材の色が映画そのもので、製作されたスタッフの巧みさに驚きました」(Cさん)
名鉄百貨店本店のシンボル「ナナちゃん」とは、ファッションに敏感な巨大マネキンのこと。
今月17日まで『シン・ウルトラマン』コスチュームを披露し話題となっていました。
西島秀俊に違和感?
「ネタバレしない感想としては『ドライブ・マイ・カー』で淡々と台詞を述べていた西島秀俊氏がちゃんとしゃべっているのに違和感を覚えるあたり、『あの映画はよかったんだな』と再認識しました。
脚本とテンポが良いので、今度は普通の画面で観て、再度IMAXで観てみたいと思います。というか、スクリーンの大きさで解釈が変わるんじゃないかと思うほど画面がすごかったです」(Dさん)
つボイ「読んでいくと、どうも評判がいいですよ」
小高「この番組に寄せられる感想はいつも賛否がわかれるんですけど。概ね『よかったよかった』言ってらっしゃいますね。ちょっと見に行きたくなりますね!」
好意的な感想が多く寄せられている『シン・ウルトラマン』に、興味津々のつボイと小高でした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年05月20日10時11分~抜粋