昨今ブームとなっている御朱印集め。もともと2014年に「御朱印ガール」などと紹介された頃から流行りはじめました。
現在では、寺社仏閣を参拝した時にいただくのも一般的になり、さらに酒蔵をめぐる御酒印や醸造蔵をめぐる御蔵印なんていうのもあるほどです。
その御朱印、さらに発展したものが登場したようです。
11月24日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、「御城印・御史跡印」について紹介されました。
御朱印の次は城と史跡
小高直子アナウンサーが、今回の話題を紹介します。
小高「今日はね、オリジナル御城印…お城バージョンですね。御城印配布イベントについてですよ」
歴史ファンでもあるつボイノリオも、お城に訪ねて行っても印がもらえることに興味津々の様子。
愛知県史跡整備市町村協議会事務局からメッセージが届きました。
「以前、竜の子街道御蔵印めぐりが取り上げられていましたが、こちらの情報もぜひ知ってほしいです。
愛知県内37市町村の文化財担当課が協力して、県内各地で御城印・御史跡印を集めようと無料配布するイベントを開催しております」
10月1日から開催しており好評を博しているとのこと。
県内にある史跡の魅力をもっと知ってほしいと思い、投稿したとのことです。
愛知県内の史跡を紹介する企画
愛知県史跡整備市町村協議会は、愛知県域の史跡・名勝・天然記念物を中心とする文化財の保存・活用についての情報共有の場として、平成3年に県内市町村自治体が加盟することによって設立されました。
現在、愛知県内の37市町村が加盟。様々な企画展を開催したり、「てくてく愛知の史跡」というサイトで史跡の資料を公開したり、積極的な情報発信活動を行っています。
前述の設立30周年を記念して、「あいちの史跡をめぐって御城印・御史跡印を集めよう!」とイベントを開催しているんだとか。
加盟している37市町村にあるお城や城跡・古墳といった史跡がそれぞれオリジナルの御城印・御史跡印を作り、無料で配布しているそうです。
つボイ「御朱印のように300円払わんでいいってことかな?」
無料であるということを聞いて、さらに惹かれたつボイ。
地元の良さを再認識するきっかけに
つボイも御朱印や御城印までは知っていたものの、御史跡印というのは知らなかったと驚きを隠せません。
御城印・御史跡印のいただき方は、まず「てくてく愛知の史跡」のサイトで該当する史跡を確認して気になる史跡を訪れます。チラシはダウンロードも可能。
現地を訪問したら、デジカメやスマホで写真をパチリ。訪れたことが分かる写真を指定された窓口で提示すると、御城印・御史跡印がいただけるとのことでした。
つボイ「地元にこんな史跡があったと知る機会になるわ」
小高「チラシを見ただけでも『こんなにあるの?』って思いますよ」
元々SDGsの取り組みとして行われているものではありません。
しかし、イベントの内容はSDGsと重なる部分も多くあると感じた小高とつボイ。
12月28日まで開催されているので、イベントをきっかけに地元の史跡を訪ねてみるのもよさそうです。「御城印・御史跡印」の紹介でした。
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年11月24日11時37分~抜粋