4月5日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ラブホのコーナー」です。
こどもはよくラブホを見て、「お母さん、このきれいな建物ナニ?行ってみたい」と言います。こどもにとっては遊園地みたいに見えるのでしょうが、実際に、おとなの遊園地なのかもしれません。
ラブホをとりまく人間関係、社会情勢をつボイノリオと小高直子アナウンサーが、おたよりと共に語ります。
ホワイトデーは大賑わい
Aさんからホワイトデーの報告がありました。
「最近知り合った趣味つながり、のちょっと年下の男性とラブホに行くことになりました。
この日はホワイトデーで日曜日でしたが」(Aさん)
このおたよりにつボイは「ホワイトデーというのは男の人がありがとうとお礼をする、こんな形はお礼になるのか!これがお礼ならいくらでもしたるわ」と、お怒りモード。
Aさんの話は続きます。
「おしゃれなラブホに入ると、なんと受付のところが人だかり。うちらは思わず、今のラブホってこんなに受付で人と出くわすんかね(笑)。まるでカラオケボックスみたい。15分並んでやっと部屋に入れましたよ」(Aさん)
今度はつボイは「これだけのおたよりや、こっからの話と違うんか」と、不満そうです。
つボイ「しかし、ホワイトデーのお返しがこういうことでよければ、私はこれでいいですよ」
小高「人にもよるね」
ここでハタと気づくつボイ。
「バレンタインデーは本来はそういうもんやんか。チョコレートのやり取りでなくて」
チョコは代用品で、気持ちが一番ですね。
コンちゃんのキャッチコピー
ラブホには避妊具が備えられています。置いてある施設はラブホか選手村か、ということで次の話につながります。
「オリンピック村のコンちゃんの話題です。払下げはあるんでしょうか」(Bさん)
もしオリンピックが中止となると、いろんなものが払下げになるかもしれません。
小高「オリンピック公式グッズって人気やもんね。あのマークついているだけで」
「払い下げのキャッチコピーは『これであなたも世界記録』。『9秒台で金メダル』」(Bさん)
つボイ「これは自虐です。これを使ったら、あっという間に9秒でゴールイン。これでいいですか?あるやろこういう話。ありますよ、相手次第!」
小高は苦笑いです。
しかし、オリンピックが開かれるかどうか、みんなまじめに考えている昨今、こんなキャッチコピーを考えている皆さんは、ヒマなのか最先端をいっているのか、わかりません。
淑女のたしなみ
「彼女と手を繋ぎながら、フロントの大型タッチパネルのところにつくと、60歳くらいの淑女がひとりで、微笑んで立っているではありませんか。
周りを見ると、あきらかに女性の連れのおじさんがアチコチうろうろ、待合室を覗いたりしてるんです。
それを見て、「女性は入室の仕方を知っているけど、それを連れの男性に言えず…」と思い、タッチパネルを見ると、VIPルーム1万円と一番安い部屋のふたつだけ空いていました。
すかさず安い部屋のボタンを勝ち誇った顔でバーンと押し、彼女の手を引き、エレベーターに乗り込みました」(Cさん)
知っているけど言わない、これぞ淑女のたしなみです。
ところが、このおたよりにつボイが憤慨。
つボイ「さっきから私怒ってます。待合室でみんな終わっている。なんやこれ」
小高「それがこのコーナー。ラブホを取り巻くドラマです」
つボイ「文章は起承転結ちゃんとやらないと。ラブホテルの"結"とは結ばれるということです。それがないやないか!」
どのおたよりも最後の結ばれた部分の描写がないことが不満のようです。そこが知りたいのだ、と。
つボイは最後「また、みなさんのおたより期待したいと思います」と結びました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年04月05日10時02分~抜粋