今年の新語・流行語大賞が2日に発表され、2019年の年間大賞には「ONE TEAM」が選ばれました。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも毎年この時期になると話題になるのですが、12月6日の放送でもたくさんのおたよりをパーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。
大賞に「ONE TEAM」
『2019ユーキャン新語・流行語大賞』は、11月にまず30個の言葉をノミネートした後、大賞を決めるのですが、その時も番組では話題となりました。
「『ONE TEAM』は、大賞はこれがいいなと思っていたものに決まりました。この先も使われたらいいし、何年か後になってもときどき『ONE TEAM』を口にして、今年のワールドカップの快進撃を思い出せそうです」(Aさん)
新語・流行語にはネガティブな言葉もノミネートされますが、ラグビー関連の言葉は複数入っていて、明るい話題を提供してもらいました。
そして、今年流行った食べ物といえば、やっぱりコレです。
小高アナ「(『タピる』という言葉が今年の流行語にあったが)『今年の一皿』もタピオカになったみたいですよ」
今年の一皿とは、毎年、飲食店情報サイトの『ぐるなび』が今年を象徴する食べ物を選定するもので、2018年はサバ、2016年にはパクチーが選ばれています。
つボイ「"皿"いうのもおかしないか?皿で乗って来んもんなあ、あんまり」
小高アナ「でも、(アナウンサーの)加藤由香ちゃんが、うちの番組に持ってきてくれた"タピオカイクラ"は、皿で来ましたから」
つボイ「それは、全体のタピオカ文化の中の何%を占める行為なんですか?(笑)」
選出から漏れた言葉は?
新語・流行語の話題になると、よく言われるのが「なぜこの言葉が入っていないのか?」というもの。
「『上級国民』が受賞しなかったのは、やっぱり忖度があったからでしょうかね」(Bさん)
ちなみに『忖度』は、2017年に選ばれています。
「流行語どうなってるんですか!『ムー』がノミネートすらされない」(Cさん)
UFOや怪奇現象などもときどき取りあげるこの番組。
オカルト・ミステリー情報を集めた雑誌『ムー』(学研プラス)のことですが、7月15日には記者の望月さんをゲストに迎え、ノストラダムスなどの話を聞きました。
考えさせられる流行語も
今年の世相を反映するのが流行語という点で気になるのは、ネガティブなものもあるということです。
「『ONE TEAM』、(ラグビー日本チームの愛称である)桜の戦士ということで、何やら桜が潜んでますね」(Dさん)
昔から行われている総理大臣主催の『桜を見る会』ですが、今年は特に招待客の選定方法に問題があるのではないか、招待客リストを意図的に破棄したのではないかなど、さまざまなところに問題が派生しました。
今年の漢字は12月12日に発表されますが、もしかすると『桜』かもしれません。
そして、今年女性の間で問題になったのが、職場や仕事で女性だけに課せられた謎のルール。
受付を担当する女性は、メガネをかけるのはダメといったものなどですが、それに関連して流行語となったのは、『#Ku Too』です。
職場でヒール靴やパンプスを強制されることで、足が「苦痛」だと訴えたいということと、セクハラ被害をツイッター上で訴える「Me Too」とかけている言葉です。
「運動を主導した石川優実さんのツイッターをフォローしているのですが、これに対するクソリプ(内容が良くない返信メッセージ)がひどくてあきれました。
しかも匿名アカウントで、物を言う女性にいちゃもんをつけるのは、"女は女らしくしてろ!"みたいな考えの男性だと思いますが、あえて性差別表現をするならば、"名前も名乗らず非難を浴びせるのは男らしくない"」(Eさん)
小高アナは「批判してくるのは男性か女性かわからない」としつつ、このおたよりに対してつボイは、「僕らいつも言うんですよ。匿名やったら何でも言えるというのは、大したアレ(意見)ではないですよね」と応じました。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年12月06日09時26分~抜粋